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ヒトトキの中で

作者: Taisyo

夜寝る前にふと考える。

「ここは本当はどこなんだろう」

「今の自分は本当の自分なのか、本物の世界なのか」

こんなことを考え始めるのは 、決まっていつも通りの変化の無い日常をこなした時。ほぼ毎日ということである。


大学を卒業し、三流の会社に就職して早くも5年目。目的もないまま大学に入り、社会も何なのかさえわからないまま就職をした。大学に入る時は「大学に入れば何か変わる」と信じ、結局変わらず。就職したら「新しい世界が拡がって、社会を実感できる」と思っていた。

実際にがむしゃらにやっていたのは最初の1年だけ。

どうでもいい相手でも愛想を 振りまき、たわいもない会話に参加する。

人が見れば仕事をそつなくこなす真面目な青年かもしれない。別な人から見たらダメな大人にまっしぐら。


布団に入り夢の世界に繋がるこの瞬間、一日のうち一番落ち着く。自分自身を見つめ直すことができる瞬間。

「あの時、違う道に進んでいたら、今とどのように変わっていただろうか」

「離れてる両親と一生のうちあとどれぐらいの時間だけ一緒に居れるのか」

「世界というものが、無かったら?自分一人の単なる思考の一部だったら」

「次元というものが無かったら、こんな考えの今もなかったのだろあか」

色々な考えが浮かぶ。 気持ち悪くはない、考えるほど生きてる実感が湧くような気がする。楽しい思い出や哀しい思い出があることが幸せに感じる。嬉しい思い出や新しい知識を見つけようと努力するきっかけに繋がる。


平凡な日常かもしれないが、平凡じゃない。 自分のなかで自分自身がいきづいている。


今日も夢を見て、明日も夢を見て永遠に夢を見るその日までぼくはぼくの自身で成長する。


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