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ファイブ 異世界の王女様が世界を救うために一生懸命すぎるんだが  作者: 仲仁へび
第3部 多くを疑い生きてきた者は誰かを守るために知の力をふるう

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第3話 環境操作




「とりあえず、十話子考案の辺境言語で対応するしかないな」

「十話子さんが、マイナーな本も読む雑食型で助かりましたわ


 加護を外された際の対策として、カガリ達は全員の言語を覚えていた。

 覚えやすいように十話子がアレンジしたものだったが、それでも即興として意思の疎通は間に合っていた。


 加えて音や光、身振り手振りでの情報伝達方法も備えていたため、混乱は少なくすんだのだった。。


 いつも圧倒的な破壊をもたらし、混乱をふりまいてきた邪神は、さすがにこれには驚いた。


 しかし邪神にはまだ策が残っていたのだ。


 邪神は、続いてカガリ達にかけていた環境適応の加護も外す。

 大気成分の違いで、カガリ達は本来なら動きが鈍るはずだった。


 しかし、そうはならない。

 それもカガリが調べていたからだ。


 山田が「異世界召喚なら環境適応もデフォ!」と叫んでいたが、無視してきちんと調べた結果だ。


 カガリは、元の世界の大気を再現し、あらかじめこの荒野一体に満たしていた。


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