なんでこうなるんだーー
「あ、噛んだ」
「噛んだわね」
「可愛いでしょ私の妹」
小さい子を見ているかのような微笑ましい目で見てくる
くそー普通そこは、黙って見逃すのが優しさなんじゃねぇのかよ
「そうねなんか保護欲を刺激されるわ」
「あーそれわかる!」
『保護欲ってなんだよ!さっきは、失敗したけどないつもは男らしいんだかんな!!』
胸を張って言えるたまたま失敗しただけだ今日は厄日だ明日になったら覚えとけよな
「はいはい、いつも可愛いから大丈夫だよ」
『可愛くねぇよ』
夏希が優希の方に歩いてきて抱きついてから頭を撫でられたが、手を振り払い距離をとる
『どいつもこいつも俺のことバカにしやがって、もう部屋に戻るからな』
扉を開けて外に出て自分の部屋に向かって歩いていき、ベットに寝ころんで漫画を手に取り読み始める。
女になってからというもの小学生くらいの対応をするようになりやがって男の時と、今の何が違ぇんだよ
「優希〜ご飯だよ〜!」
もうご飯かよと思ったら、いつの間にか1時間半の時間が過ぎていた。
ご飯のことを考えるとだんだん腹が減ってきたので部屋を出てリビングに向かう
『ご飯何?』
「今日はカレーライスだよ!優希好きでしょ」
『まぁ夏希にしてはいいの考えたな!早くついでくれ』
こいつはご飯が野菜で栄養取らないといけないって野菜多いんだよなー、けどカレーなら安心できる!
「はーい、これ優希のねみんなのはもうテーブルに置いてあるからね」
早足でテーブルに座っると夏希の友達の2人はすでに座っていた。俺は夏希が持ってくるカレーを待つ
だが俺はカレーが楽しみすぎて気づかなかった少し早く気づいていたら逃げれたのかもしんねぇのに…
「これ優希のね」
いつもとお皿が変わっていてなんか子供用に見てくる
『なんだよこれ?いつものがいい!こんなお皿で食べれるかよ』
納得の行かない俺は、夏希に猛抗議する
「あーそうなんだ優希はいらないんだねカレー」
『全然違ぇんだよお皿がいつもと違うって言ってるんだよ!』
夏希が持っているお皿を指をさしながら言うが
「優希はあんまり食べなくなったから残してもったいないでしょ」
『なら少なめにつげばいいだろ!』
「洗うの大変だから無理!どうしてもそれがいいなら洗い物してね」
「確かに洗うの大変よね」
「私洗わないから知らないよ?」
そっからの決断は早かった天秤にかけるまでもない
俺は早く食いたいんだ
『今のお皿のままでいいから食いたい』
「召し上がれ!」
テーブルに置かれたカレーを見て今にもカレーを食べようとしていた手を止める
『なんか野菜だらけなんで?』
「栄養とるため?残さずに食べなよ!」
なんでこうなるんだよーーー
『無理!断固として拒否する』
顔の前にばってんを作ってアピールする
「ダメです!!」
『いやだーー!』
「野菜食べなきゃ大きくなんないよ優希ちゃん」
「そうよ、病気になりやすくなるのよ!」
夏希の友達も食べさせようとしてくる
なんでいつも俺の味方はいないんだよ
これって差別だよな!
『いくら大きくなりたくても、これは譲れないぞ』
俺の意思は固いんだからな!!何があってもだべたくない。




