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僕は諦めない!  作者: あーちゃん
第一章
16/39

1人でいいのに!







夏希に洋服を着せられて、そのままリビングに直行してご飯を食べてそれぞれしたいようにして過ごしていると母さんと姉貴が出かけるようだ。



「夏希〜優希〜母さん仕事行ってくるね」


「あーならあたしも私も大学行くよ」


「行ってらっしゃい」


『じゃあな〜』


そして2人は出ていったが少ししてから母さんが忘れ物をしたのか戻ってきた。



「どうしたの?」


「そういえば、今日夏希友達と遊ぶのよね」


「うん、そうだよ」


「優希1人じゃ心配だから父さんのとこに預けようと思って」


俺らは小さい頃両親が共働きだったため1人にすることか心配で父さんの仕事場について行きそのまま病院で遊んで父さんか、母さんの帰る時間になったら帰るようにしていいたことを思い出す




てことは俺をまたそこに連れていくってことか?


いやいや、そういう歳じゃないだろ



『俺留守番しとくからいいよ』


「優希1人で留守番させるの怖いのよね」


なんでだよ、いままで留守番くらいしてただろ



「なら、私友達家に呼んでいい?そしたら家で遊べる」


「そうねぇそうしてくれたら嬉しいわね。きちんと面倒見てなさいね」


「はーい!」


勝手に話進めんなよな



『何歳だと思ってんだよ!もう20歳だぞ!』


「大丈夫だよ優希は次高一だし、精神年齢はもっと低いからね」


どこも大丈夫じゃあねぇよ



高一以下ってことかよ


俺もうすぐ20歳になんのに



「仕方ないわよ。行動が子供なんだから夏希よろしくね!行って来るから」


そして急いで仕事に行った



『夏希普通に遊び行ってきていいぞ俺慣れてるから』


「大丈夫怖いからもう家で遊ぼって誘ったからもうすぐ来るよ。あと私のことは夏希お姉ちゃんだからね」


間違えちまった、夏希って口に出すとうるせえんだよな


俺に自由はないのか、はぁー


ピンポーン



「あ、来た!!」


いくらなんでも早すぎだろ


俺の部屋に早く行こっと


優希は、夏希の友達と鉢合わせする前に自分の部屋に逃げる



「いらっしゃい」


「うわぁーなっちゃんの家初めて来たー」


「うんすごい整理されてるね!そういえば妹さんいるんだよね」


「リビングにいるよ」


俺の話してね?俺リビング居た方が良かったか?いやでも妹って言われるのは癪だしなまぁいいか!



「優希〜どこいるの?部屋にいるの」


どうやら俺がいないことに気づいたみたいだな階段登って来てやがる窓から逃げるか?うーんこの体で出たことないんだよな行けるかな?



部屋の窓から外に出ようとする


こんなに高かったか?怖ぇんだけど


足を出して外に行こうとしてた時部屋のドアが開いた



「ちょ、優希なにしてんの」


慌てて捕まえて抱き上げれる



『うわぁー、びっくりするだろ急に捕まえるなよ落ちたらどうすんだよ!』


「そもそも優希がするからでしょ!やっぱり1人にさせられないでしょ!ほら友達来たから早く行こ」


抱えられたまま歩き始めた夏希に抵抗できず大人しく抱えられる



『俺部屋にいたいんだけど』


「何するかわかんないからダメ!!」




くそう、何がダメだったんだよ



実はよく窓から出てたからダメだと認識してなかった優希でした










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