はじめまして、こんにちは。高坂玲と申します。
「行けっ!そこだ!」
テレビを見ながら独り言とは思えない騒ぎ方をしている私は高坂玲と申します。
「ようし!いいぞ、行け!」
ガッツポーズまでしちゃいました。拳をぎゅっと握りしめたので若干、汗ばんできます。
「よっしゃー!やるじゃん、おまえ!!さすが私が見込んだだけある選手だ!」
無駄に偉そうでスミマセン。許して下さい。
そんなこんなで約2時間ぐらいですかね?テレビの前で騒いでしまいました。はい、満足です。
何を見ていたか気になりますよね?そうですよね?気になって下さい、お願いします。
えっ、興味ないですか。いやそんなこと言わずにぜひ。そう、ぜひお願いします。
えっ、仕方ないから聞いてやると。本当ですか!ありがとうございます。
フフフ、実はですね・・・。
バスケ観戦です。皆さんも一緒にどうですか?
バスケはいいけど見ず知らずの私と見るのが嫌だ、そうですか。それは失礼しました。では、これからよく知って下さい。いいじゃないですか。そこから生まれる愛があるかもしれません。素敵です。
おっと引かないで下さい。無理強いなんてしませんよ。大丈夫、大丈夫。
なんてったって今週の日曜の観戦相手は既に決まっていますからね。
そんな奇特な人は誰だって?フフフ、秘密です。
―――嘘です!嘘です!聴いて前回アリーナで席が隣だった方です。その時は一人で来ていたらしく、しゃべり相手がいなかったので一人で騒ぎ始めた私に話しかけてくれたやさしいお方でございます。
そして、少しばかり気になってしまうのは男性だということです。少しではないですね、大分ですね。
なんせ、彼氏いない歴●年ですからね。気になってしまうのは当然だと思います。そして、私より4つも年下なのです。ビックリです。犯罪にはなりませんか?大丈夫ですか?
えっ、その方は幾つかって。えーっと、確か26歳って言っていたはず…。
はっ!
私の年齢がばれてしまいました。やはり犯罪ですか?
けれども、ごめんなさい。許して下さい!いいじゃないですか、ちょっとだけ甘酸っぱさを感じさせて頂いても、少しぐらい期待させて頂いても。決して図には乗りませんから。ですから見逃して下さい。そんな優しく気さくな方に今後、出会えるかどうかわからないんですから。




