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呪詛13

眉間に皺を寄せて怪訝そうな表情を浮かべたら彼はおどけて見せた。


「それは聞いたらダメというものです。タネ明かしはしない主義なのでね。」

「‥‥ここはお城よ?警備兵は何をやってるのよ」

「どうやって入ったのか知りたいと?人では無いと言いましょう。」

「人じゃない?馬鹿なこと言わないでよ。人以外に動物とでもいうの?」


フードを取ると隠れていた長めの髪が靡く。女性のような手入れが施されている髪はとても艶がある。

こういうのを綺麗系だと言うのだろう。


「動物??面白いことを言いますね。確かに、動物かも知れないし、それ以上かもしれない。僕は‥‥時計の番人なのですよ。お嬢様」

「番人‥‥?有り得ないわ」


彼はおかしそうに笑う。


「過去に来たければ僕のところにおいで。思う存分、見せてあげるからね。君のおかげで退屈だったゲームが面白くなったからそのお礼に。僕は名前を呼べばすぐ来る。でも、名前は教えないよ。だって‥‥自分で探し当てないと面白くないだろう?」


背を翻して一瞬にして消えていく彼に何がなんだかわからない表情を浮かべているルミネは呟いた。

「時計の番人‥‥」

何かを思い出したのか、ルミネは慌ててお城の中に入る。
















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