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死神16
カイトは窓をじっと見たあと、部屋に合った銃で窓ガラスを撃って割る。
「俺、痛いのは嫌いなんだけどな」
カイトは渋々と言った感じで自分の脇腹に銃口を向ける。
そして.....
銃声が響き渡った。
殺ったのが狼のせいにすればいい。
そうすれば、ルミネはどんな顔をするのだろう。
カイトは笑って倒れた。
ルミネの絶望した顔を想像しながら......
***
ルミネはソファで地下で見つけた手帳を見ていた。
全く持ってわからない。
「どういうこと?薬物?薬とどう違うのよ」
それに、アルベール家を実験に使ったと書かれている。
アルベールといえば......
「クラウスと同じじゃない」
すごく、すごく嫌な予感がしてならない。
その先をめくるのが怖い。
どうしたものかと考えていると銃声が響いた。
「何....?」
ルミネはソファから立ち上がると廊下が騒がしい。




