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死神12

ルミネはカイトが怖くなって1歩ずつ足を後ろに運び、後ずさる。


「死神ってさ‥‥花びらが舞うと現れる。それはあながち間違いじゃないけど、死神は気に入った魂を持つ子のところに現れるんだ。それがたまたま花びらが舞った時だった。だからその子を苦しめて苦しめて‥‥最後に魂をもらう。」

「なにが言いたいの?」

「わからない?」


後ろを全然気にしていなく、前にいるカイトだけを見ていたら段差につまづいて後ろに転びそうになったのをカイトは腰に手を回し、受け止めた。

そのため、顔が間近に迫ってドキマギしてしまう。

オレンジ色の瞳には固まっているルミネの顔。困惑しているようにも見える。


「死神は貪欲なんだ。」


空いているもう一つの手でルミネの頬に触れる。


「お気に入りの子の魂は美味だ。それも‥‥苦しめた子は特にね」

「‥‥まるで知っているって感じね。もういいでしょ‥‥放してよ」


目をそらすとカイトはグッと腰に回していた腕に力を加え、より引き寄せる


「!?カイ!!」

「‥ルミネ‥‥もしも‥‥俺が‥‥‥‥だったら‥‥」


抱きしめ、耳元で囁くが途切れ途切れでよくわからない。

なにを言いたいのか全然わからないけど‥‥必死感は伝わってきた。


「カイト‥‥?」


そういえば‥‥カイトとはじめて会ったのも花びらが舞っていた時だったような‥‥


ぼんやりと考えながらカイトの背中にそっと手を回す。














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