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死神06

メイドはうっとりと目を細めている。


「違うから」


明らかに勘違いしている事に気付いたルミネは訂正した。


「えー、つれないなぁ。なぁ、メイドさん」

「そうですね。つまらないですね」


メイドはがっかりと肩をおとす。余計に具合が悪くなったルミネは静かなところに行こうと思い、立ち上がる。


グラっとめまいがしてふらついたが二人は何故か恋バナをしているので気付かない

物凄く盛り上がっている。


こいつらクビにしたい......


カイトがうるさくてメイドを呼んだのに余計にうるさい。

しかも何故、あんなに恋バナで盛り上がっているのか理解できない。

女子同士ならわかるが、男と女だ。


女子かよあいつ......


部屋を出てからふらふらな足どりで廊下を歩く途中で心配そうに駆け寄って来るメイドがルミネに話しかける。



「お嬢様、大丈夫ですか?顔色が悪いようですが....」

「えぇ、悪くさせられたわ。でも平気よ」

「大丈夫だから」と笑って歩き出す。

とにかく、静かな所でゆっくりとくつろぎたい。


壁に手をつきながらゆっくりと歩いて行く。


なんでこんなに頭がクラクラするのだろう。

昨日のことがよく思い出さない。

昨日は雷が鳴っていて、やることがないから寝ようとしてベットで目を閉じていたら窓が開いて....


それで連れ去られて、口をおさえられて、それで....?


そこからの記憶が曖昧だ。

その後、どうしたんだっけ?

なんでメイドや兵士は普通なんだろう。


気付かれていなかった、連れ去られていたことが。


その可能性はある。


「クラクラする....」


息切れしながら歩いて行く。


行かないと、彼に会いたい。


あの森に行かなくては....


物置部屋の扉に手をついた時だった。

扉が完全にしまっていなかったのか、体重を手にかけたら開いてルミネはそのまま倒れた。









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