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死神04

「気持ち悪い」


気持ちが悪いと何回も思ってしまう。ルミネがカイトの姉に少し似ているから気持ち悪いのだろうか....?


自分が殺した姉にルミネは似ている。

見ると、すごく殺したくなるし、酷い事をしたくなる


今だって殺したくてたまらない。

物凄く胸が苦しい。


この気持ちがわからないからこそ、気持ち悪いと思ってしまう。


本当に....


「死神にそういう感情を抱かせるのはルミネ、君ぐらいだよ」


死体を踏みしめ、にこやかにカイトは笑う。


もう、雨が止んでおり、窓から見える外の景色は虹が見えた。


七色の色とりどりの虹



カイトはゆっくりと目を細める。綺麗な虹をカイトは何を思い、何を描くのか‥‥虹をどういうふうに見えているのか‥‥

それは、本人にしかわからない。


***


ルミタート暦 106年9月8日


窓から差し込む光の眩しさでルミネは目を覚ます。


頭がクラクラする。

なんで、自室にいるんだろうか?

どうして....?


首を横に動かしたルミネはさらに頭をクラっとしたが堪えて笑顔で自分の部屋かのように居座っているカイトに言った。


「何をやっているの?」

「何って....、料理」

「見ればわかるわ。わかるけど、なんでここでやるの?バーベキューセットでしょ!?」


そう、料理は料理でもバーベキューコンロの網の上に肉や野菜を入れている。


香ばしい香りが鼻孔をくすぐった。

何故、自分は目が覚める前に匂わなかったのか、よっぽどめまいに気をとられていて気づかなかった。


「いいよなぁ、アウトドア。テントをはって、あっ、あとは釣りだな」

「インドアよ。アウトドアは外でやるものだわ」







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