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死神03

聞き覚えのある声。

だけど、顔がよく見えない。


「その子の魂は俺が貰う。そう決めた。だから、こいつを殺すな」


今までこんな冷たい声なんて聞いたことなんてない。


もう、何も聞こえない。

目の前が真っ暗だ。

これが死というものだろうか?


死んだのかどうかもわからない。


わかるのは唇に何かが触れる感触。

唇を割って何かの液体が入ってくる。


とても苦い味。

思わず飲み込んでしまう。


ほんのりとチョコの香りが漂い、ある人物を想像させられた。

甘いものが好きなあの男....


「カイ....」


ルミネの最初の友人であり、ssでもある。

そこからルミネの意識が途切れた。


激しく雨が降り続く。

時々雷が光、鳴る。


カイトはルミネの縄を刃物で斬り、両手で持ち上げる。


「ま......て....」



ぐっと足を掴まれ、下に目を向けると殺したと思っていた男の1人が虫の息でカイトを止める。


「何か用?」

「お前の正体、知らなかったとは....、よっぽどのお気に入りのようだな」

「何が言いたい?」

「ふん、面白い....と思ってね。この少女」

「そう、でも、この子は俺のだ。産まれる前からずっと決まっていたんだよ」


カイトは男の手を払うと歩き出す


「彼女を殺すのは俺だ。誰にも殺させない。君にも、ね」


男は笑ってぐったりとなり、もう二度と動く事はない。


彼ら、黒ずくめは何者で何のためにルミネをさらったのかわからない。


わかるのはカイトだけ。





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