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死神02

「今は」と、付け足した。


「わ、私をどうするの?」


恐怖を振り切って睨む。男は面白そうに目を細くした。


「悪いがお前には....」


言いかけた時、血相を変えてやって来た男はルミネと話をしている男に向かって叫んだ


「あいつが来た」

「あいつ....?まさか!?」


あいつとは一体誰なのか、ルミネにはわからない。

だが、黒ずくめの人達は知っているらしい。


険しい顔になったのだから....


「こんなに速く....やはり、こいつか」

「この少女はどうしますか?」


二人はルミネを見て話し出す。


「よし、死神が来る前に殺せ」


やむ終えないとでも言うように話を切り上げる。


「こ、殺さないって言ったじゃない!!?」

「今はって言っただけだ。その今から1分は経過している。今ではない」



そんなものは屁理屈だ。

でも、何も言う気に慣れない。


ルミネは呆れてため息をした。


「殺すの?」

「悪いな」

「そう思うなら殺そうとしないで」


男はハンカチに毒を湿こませて、ルミネに近付いた


死が近付いているのに意外と自分の声が冷静なので驚いた。

今は呆れが恐怖に勝手いるのだろう。


「一つだけ、質問していいかしら?」

「どうぞ」

「あいつって誰?」

「それはカイト=アルティスト。死神だよ」


思わぬ名前が出たので目を丸くして再び口を開けたがハンカチで塞がれて言葉が言葉ではない。


目がとろんとしてきたとき、目の前の男が倒れ、赤い血が飛び散る


「ダメだよ。その子にはまだ、知られたくなかったのに」

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