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婚約者18
「ウィ....」
自然と、そう、本当に自然とウィリアムは顔を近付けてくる。
その意図に気付いたルミネは慌てふためく
「何する気!?」
「何って....何だろうね。」
だんだんと近付く顔。
ルミネは逃げようとするが、ラブシートに座っているため、自然と横になってしまう。
どうしようかと考えているとウィリアムはククっと笑いを堪えているように肩を震わす。
「!?からかったの!!?」
「うん、君、面白い反応だったよ」
「へぇ....随分面白い遊びをしてるんだね」
ラブシートにいるウィリアムとルミネを見下ろして笑っているのは、ルミネのSS
「俺も混ぜてもらおっかな」
最近会っていなかったせいか、少し大人びていた。
「混ざるって....馬鹿な事をいうのはやめてよ!!」
ルミネは頬を赤く染める。
ウィリアムはラブシートに座り直すと、ルミネはほっと胸を撫で下ろして座り直す。
「あっれー?もうやめちゃうの? 」
「誰?」
「私のssで、カイトなの。ほとんど仕事をサボっているけどね」
「酷い言いがかりだな」
「言いがかりじゃなくて本当の事でしょうが」
笑うカイトに呆れた顔になるルミネ。
そんな二人を見ていたウィリアムは何故か不機嫌だ
「ルミネ」
「ん?」
ウィリアムに声をかけられ、振り向くと耳元で囁かれる。




