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婚約者10

昔‥‥1人のお姫様と1人のSSがいました‥‥

2人は信じ合える仲でした。

ある日、何者かに母親が殺され、守ってくれなかったSSを攻めました。


「馬鹿だよね。そのことで喧嘩しちゃうんだもん」


ため息をして、木に寄りかかって空を見上げた。雲で覆っている空はルミネの心と同じように沈んでいた。


「‥‥今まで喧嘩したことなかったのに、あんなにあっさりと喧嘩して、2人は今も仲直り出来ないの。素直になれないから‥‥」


風が吹き抜け、クラウスはルミネの頭に触れると自分の方に引っ張るようにルミネに肩をあずけた。


「え?な、何?」


いきなりの行動でわけわからなくてルミネは動揺を隠せなかった。


「‥‥泣きたいんじゃねーの?なら今だけ、貸してやるから泣けばいい。そしてすっきりしたら‥‥なにがしたいのか‥‥素直になればいい。お前は本当はここじゃない別のところに行きたいはずだ。そいつに‥‥思いを伝えろ」


クラウスはルミネの頭に触れている手に少し力を込める。ルミネは黙ったままなにも言わないが変わりに啜り泣きが聞こえた。


ー‥‥馬鹿なやつ


ルミネに触れ、気付いてしまった‥‥


それは‥‥彼女に恋をしてしまったということ‥‥


いけない恋を‥‥


大嫌いな人の娘を‥‥好きになってしまった‥‥


ー馬鹿なのは、俺かもな‥‥


草木が揺れる。ザァーーっという音を聞きながら彼は思う。出会わなければ良かったという後悔と話して良かったという感情が交差する


そして守ってあげたいと思ってしまった。












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