表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/216

運命の歯車04

カイトから目を放し、前を向いた。


「あの、さ。カイは....どうしてssになったの?」


返事が返って来ない。不思議に思い、ルミネは横を見ると、そこには誰もいなかった。


「え!?嘘、また!?」


ルミネはため息をして歩き出した。


あの森、悪魔の森に自然と足が向いていた。


ルミネはドレス姿の為、道行く人に珍しいものを見るような瞳で見られ、息が詰まるが、森の自然の香りを吸ったら、気が楽になった。


「また来たの?あんた」


あの時の色彩の花が咲き誇る場所の大きな木の下に座っているクラウスがいた。


「来ては行けなかった?」

「いや、どっちでもいいよ。赤ずきん」

「それはやめてよ。赤ずきんの中の狼は幸せに慣れないんだからね」


ルミネはクラウスの隣に座る。


「赤ずきん....、童話だと皆狼は不幸だろ」

「そ、そうだけど....あなたも不幸なの?」

「さぁな。」


クラウスはどうでも良さそうに寝転ぶ。

そんなクラウスをよそにルミネは空を見上げた。


「私、違うと思うの。狼だって幸せにならないと行けないのよ。だって、不公平よ。狼だからという理由で不幸になるなんて....」


空からクラウスに視線を映すと驚いて目を丸くしているクラウスと目が合う。


「....お前、変な奴」


クラウスはふきだして笑い出す。

それを見たルミネは不機嫌になった。


「クラウス!!!」


いいかけたルミネの声を遮るようにお腹が鳴る





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ