赤ずきんと狼25
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帝都、ライムーンという所はクラージュ王家が頂点に立つ街で城下町は貧がない人たちが暮らすイメージが強かったのだが、それといって貧しい暮らしはしてない所か贅沢な暮らしもしてないだろう。至って普通だ。
他の街の来訪者がそんなに珍しいのかぞろぞろと2人を囲むようにして珍獣でも見るような瞳で彼らを見ていた。
服が服で彼らは双子というのもある。白と水色の服というのはあまり売られていないのだ。
オレンジ色の髪の毛はとても目立つ。
「んー‥‥困ったなぁ」
「まっ、聞いてみたら?」
彼は瓜二つの少女に求める。だが、彼は口では言っときながら困ったような仕草所か表情をしていない。
「僕らは騎士団だ。人を探してる」
その言葉はあまりにも唐突過ぎたのか、街の人々は驚いた顔をしていた。
その表情に飽き飽きしながらも双子は声を合わせた。「ここに居ると聞いたのだけど‥‥知ってる人いないのか?」そう言うと、似顔絵を描いた紙を見せるが、それがもはや人なのかもわからないぐらい特徴が掴めていなかった。
「‥‥‥‥この絵、やっぱり止めとこうって言ったじゃん。」
「似てると思うけどなぁ」
彼女は息をはいて何気なく振り向いた先に赤いフードを深く被ってはいるがブロンドの髪がちらりと見えた。
「どうした?」
似顔絵をまじまじと見ていた彼は彼女に聞くと彼女は口元を上げ、目を細め、微笑む。
「見つけた‥‥」
ジャンヌと瓜二つの彼女
ルミネ・クラージュを‥‥‥‥




