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異世界09

***


ルミタート暦 111年4月23日


その日、ルミネは夢を見た。


それは、この世界のようで、そうではない。


大勢の鎧を着た人達の中に堂々と剣を空に掲げる女性。


本人は男のつもりなのだろうが体格は女なので、すぐにわかる。


「今宵!!最後の戦になるだろう!!」


響きわたるその声は迫力がある。


剣を下ろした女性は決意の瞳がとても美しい。


ルミネと同じ顔を持っているその女性をルミネは心から羨ましいと思うのだ。


彼女は誰なのだろうか?

どうして戦に出てるのだろう


すると、女性はルミネを見て微笑んだ


「全ては神の意志のままに....」


神の意志?


この世に神なんて存在するのだろうか?

神が本当に居たとしたのなら、こんな辛い運命にしてしまうの?


「お前は、私だろう?私はそんなか弱い考えはしないさ」


わからないわ。


あなたは誰なの?






あなたは....






私?




「世界は違えど、繋がっているんだ。だから、私とお前は繋がっている。」


異世界って事?一体どこの?



「言っても知らないさ。ルミタートも、私の世界では知らないよ」


私の世界のことを知っているのね。


周りにいる鎧の人達は皆止まっている。それどころが音も止まって静まり返っている、



まるで、



ルミネと女の人しかいないみたいに......










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