異世界05
外見からしたらルミネの方が年上だろう。
彼らは幼すぎる顔立ちだ。
どうやったらこんな可愛くない脅し方を覚えるのか、謎だ。
「僕は14歳。彼女も14歳。双子さ」
「双子なのは、見ればわかるけど....」
ルミネはちらりと少女を見る。
少女は紅茶を飲んでいた。
「ティアラ?もしかして顔色の事?心配しなくても大丈夫だよ。彼女はただ軟弱なだけなんだから」
「そう....、それなら」
大丈夫な訳がないだろう。
ルミネは立ち上がってティアラの肩に触れる
「あなた大丈夫なの?病院に行きましょう!?」
ティアラはティーカップを置いてルミネを見た。
口からは血のような赤いものが流れていた。
それを見たルミネは心の中で叫んだ
ハンカチを取り出して慌てる
「ど、どうしましょう...あなた、双子でしょ!!呑気に紅茶なんか飲んでないで、薬はないの!?」
ルミネは少年を睨んだ。
すると、少年はカップに口をつけながら震え出した。
髪が邪魔をして表情が見えない。
言い方がきつかったのだろうかと思っているとティアラまで震えていた。
「え?何?どうしたの? 」
「もう....ダメ」
「僕も....」
二人は震える声で言う。
まるで笑いを堪えているみたいな、そんな声、
「最高の反応ですね。」
「へ?」
笑い出した二人を見たルミネはやっとわかった
「からかったのね!?」
何て子供なんだろう
心配をして損をした。
「当たり。私ら退屈してたんだもの」
クスクス笑うティアラはとても明るい




