異世界03
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ルミタート暦 110年5月11日
騎士団本部の2階の片隅の扉を開けると顔のよく似た二人がいた。
「珍しいね。特別な依頼なの?義父さん」
「そうだ。」
男は二人にお金を渡す。
「ティアラ、ディオラ、必ずあの国に狼がいるはずだ。頼んだぞ」
「りょーかい、義父さん」
ティアラとディオラは不老不死の人間だ。永遠に歳をとることはない。
そんな二人は探偵をやっている。
「帝都、ライムーンかぁ。面白そうなとこだね」
「そうだね」
二人は怪しく笑う。
***
ルミタート暦 110年9月14日
「え!?探偵?」
「はい、どうしてもと」
ルミネはネグリチェ姿のままで自室のソファに座り、髪の手入れをしていた。
掃除をしにきたメイドが探偵が来ているとルミネに伝える
「今更だわ」
「それが」
「何?」
メイドは気まずそうにしている。
「ルミネ様のお話を聞きたいと。聞けるまでその場を動かないと」
「はぁ!?」
一体、なんなのだろう。
ルミネはしばらく考えた後、唇を動かした
「いいわ、会って話そうじゃない」
「で、では..」
「通していいわ」
メイドはお辞儀をして部屋を出ていった。
「探偵....」
何の用なんだろう。
ルミネは立ち上がり身支度を始める
「まさか、ね」
ルミネは首を左右に振る。
城の秘密がバレたとは思えない。
それは、会って見ないとわからない
着飾ったルミネは部屋を出て、応接室へと向かう。




