真実16
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ルミタート磿 088年01月07日
辛いことや、どうにもならないことを人は皆、神様のせいにして逃げてしまっている。
誰かのせいにしないと自分が自分で無くなりそうで怖くなってしまうからであって‥‥本当は‥‥その現実を受け入れられず、ただただ‥‥悪あがきをしている子供のように逃れる方法を探しているだけなのだ。
朝の光が眩しくて目を覚ましたルミネは上半身を起こして大きく背伸びをした。
「‥‥‥‥ここ‥‥どこ‥‥」
いつもと雰囲気違う部屋に戸惑いながらも周りを見ると頭を抱えた。
そうだった‥‥過去に来ているんだと‥‥
「やぁ、お嬢さん。ご機嫌はいかがかな?」
「‥‥‥‥最悪よ」
いつの間にか部屋にいる黒いフードを深く被っているルイがいた。
「それはどうして?願いは叶ったはずですが」
「‥‥‥‥確かに‥‥でも‥‥真実が見えていないもの」
「それは、君にとって何が真実なのかな?」
「え‥‥?」
「‥‥いいこと、教えてあげましょう‥‥」
「な‥‥に?」
「丁度、今日になりますね‥‥悪魔との契約が」
ルイは目を細め、窓の外を見た。釣られるようにルミネも窓の外を見ると協会が目に入った。
ルミネは胸騒ぎがしてベットから慌てて飛び出した。
ちらつかせた顔はクラウスではなく、カイトだった‥‥
カイトは恐らく、今日が人じゃなくなる日なのだろう。
扉を勢いよく開けると、ガンっという鈍い音が聞こえ、恐る恐る見ると目の前にクラウスが立っていた。
「あっ‥‥」




