表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
117/216

真実13

「ねぇ‥‥感染って‥‥?」

「ん?ああ‥‥未知のウイルス。あれに感染すると1週間で死に至るんだ。本当にお前、何も知らないんだな、俺よりも大人のくせに」

「‥‥‥‥ええ、そうね」


小馬鹿にしたように口を尖らせる彼に若干いらっとしたが、ここは怒りを沈め、顔を引きずった。


その直後だった。視界が歪んで、世界が変わろうとしていた。

立ってられなくて壁に寄りかかると心配したクラウスが声をかけるが、ルミネには何を言っているのか‥‥全くわからなかった。


意識が途切れる前に聞こえた微かな声‥‥「過去は変えられない。お忘れなきように‥‥お嬢様」

その声は時間の番人のもので‥‥

「過去を変えてはいけない‥‥」

それは何かの忠告のように捉えられる。


だから、どこにいるのかわからない番人にこう言った。


「私は‥‥彼の幸せのためなら悪魔にだって身を投げられる‥‥それが私の‥‥」


罪なのだから‥‥


狼に恋をしてしまった私の罪‥‥


完全に意識を手放したルミネの独り言にクラウスは首をかしげた。


「彼の‥‥幸せ‥‥悪魔‥‥‥‥」


呟くが、クラウスはなんのことだが全くわからない。

















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ