真実09
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時刻は夕方の4時を指している。あれから2時間。客間でソファに座って珈琲を飲んでいる。紅茶でもいいのだが、ルミネは紅茶よりもミルクと砂糖をあまり使わないブラックコーヒーが一番好きなのだ。
紅茶はあまり飲んだことがないのもある。
珈琲を飲んでテーブルに置くとルミネは背もたれた。ソファのスプリングが軋み、時計の音が部屋中に響き渡る。
これをあと何時間繰り返すのだろうかと考えているとノックもなしに扉を少し開け、クラウスが顔を覗かせた。
「‥‥‥‥なぁ‥‥今から稽古やるんだけど‥‥お前もどう?」
「稽古??なんの?」
「剣術だよ。」
「剣術??こんな小さい身体でやるのね‥‥」
ルミネの何気ない言動にイラつきを覚えたクラウスは扉を全開に開け、左手を前に伸ばし、ルミネを指さすと右手を腰に添え、睨むが、子供なので威圧感を感じられない。
「俺を馬鹿にすんなよな!!俺だって、もう立派な騎士なんだからな!!」
「騎士‥‥??」
「なんだ、お前知らないのか?騎士団。全てを光を守り、闇を打つ。それが騎士団」
「知ってるわよ。でも‥‥」
ー‥‥でも、この当初はまだ騎士団が誕生してなかった‥‥
誕生したのは確か‥‥
父が呪いをかけたすぐあと‥‥その後に誕生して、初仕事が[全ての狼を滅ぼす]だった。
詳しくは覚えていないが、ウイルスが狼から来ているというのを分かったのもこの頃のはず‥‥




