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真実07

「‥‥‥‥ふーん」


クラウスは興味なさそうに呟くと、頬杖をついて外の景色を見た。

つまらなさそうにしているクラウスにため息をしたルミネ。


ガタンっと揺れる馬車はとても居心地が悪い。と、いうよりも2人の間から流れる空気がとても痛い。


彼は今、何歳なのだろうか‥‥小さくて言動がとても目立っている。

ルミネの知っているクラウスはこんなにも言動が目立つことはない。


まるで‥‥知らない世界に来て、同じ顔と名前なのに性格が知らない人みたい。

こういうのをなんて言うんだっけ?

なんて、そんなことを考えていたらクラウスが口を開いた。


「なぁ‥‥あんた、王族の人間か?」

「え?」

「‥‥俺にそんな事言うのは王族だけだ。」

「‥‥‥‥」


違うとも、そうだとも言えない。いつの頃なのか、わからないし、まだルミネ自身が生まれていないかも知れない。だから、そうだって言うと嘘になる。かと言って違うとも、言うとそれも嘘になるんだから‥‥


ルミネは黙っているとクラウスは「だんまりか‥‥」と、呆れた口調で言われ、それからはお互いに話さず、触れずに馬車が目的地までたどり着くまで会話は一切なかった。











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