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真実05
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ルミタート曆 088年01月06日
肌寒いを通り越して凍りつくような寒さの中、目を覚ますルミネはお城ではなく、城下町の放れに倒れていた。
ルミネはあまりの寒さに身震いする。薄めな服を来ているのでとても寒く、手がガチガチに凍って顔も血の気が引いたような青ざめている。
「寒っ‥‥」
息を吹けば白い煙が吐息となって出された。
自分を抱きしめると、立ち上がる。
「どこ‥‥?ここ‥‥‥‥」
そこは知っている風景とは違っていた。でも、若干似ているのはある。
もっとよく調べようと震えが止まらない足で歩くが、あまりの寒さに足が止まってしまう。
「寒い‥‥」
そういえば彼はどうしたのだろう?ルイという名前の彼は一体どこにいると言うのだろう?
「おい、お前!」
「??」
震える身体を必死に動かして声がする方を見る。
「‥‥‥‥!?」
ルミネは思わず言葉を失った。そこには幼き少年‥‥このダークブラウンの瞳には見覚えがある。




