表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100/216

呪詛16

***


ルミタート暦 107年10月29日


ルミネはいつものように姿見鏡を見てエプロンドレスに着替える。

後ろのリボンを縛ると暗い顔になる。


「やめやめ、だめよ。こんな気持ちじゃ....クラウスに会えない」


ルミネはベットにダイブする

スプリングが軋む。


「何でこうなるのよ」


喧嘩なんてしたくなかった。

けど、そのきっかけを作ったのはルミネだ。



「....言わなきゃ良かった」


かなり後悔している。

そうすれば今も普通に会いに行っていたことだろう。それだと何も始まらないというのに‥‥

何もかもが中途半端に終わってしまう‥‥


ルミネはため息をした。


「ウィリアムの言うとおりね、私......とても醜い」


本当に醜い....


こんな自分なんて大嫌い



「押してもダメなら引いて見ろ」


聞き覚えがある声が聞こえ、ルミネは起き上がる


「カイ....」


当たり前のようにそこにカイトはいた。ルミネは一瞬、あの時の出来事を思い出して、頬を赤く染めたが、それを隠すようにそむける。カイトはどうでも良さそうに話を切り出す


「知ってたんだろ?狼さんのこと」

「うん、知った。けど、わからないことがあるわ」

「それって....?」

「お母様とお父様を殺した。じゃあ、何で私は殺さないの?それに狼が呪われてるって....」


考えても考えてもわからない。ルミネは真剣な表情でカイトを見た。


「ねぇ、カイ。私を図書室に連れて行って欲しいの」

「隣町の?俺が連れていくと....多分」


カイトは頬をボリボリとかいた。


「迷うのでしょう?知っているわよ。私の護衛としてよ、だってあなたは私のssでしょ?」


ルミネは皮肉めいた笑みを浮かべる。


「信じているんだ。こんな俺を」

「え......?」


カイトは少し困った顔で苦笑し、すぐに爽やかな笑みになる。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ