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そして僕らは  作者: アーリー
1/1

プロローグ

それは無条件にそこにとどまり続けると信じて疑わなかった。


だから失うなんてこと考えたこともなかった。



平和で平凡な日常。


それがこんなにも尊いものだったなんて。


お願い、返して。


僕らの日常。



笑って泣いて喧嘩して色んな出来事が起こっていたあの日常を返して。



僕が悪かったの


なにも知らずに生きていた僕が悪かったの?





簡単なゲームだ。


これは誰かが僕らに与えたゲーム。


仲間に勝って生き残れ。




この時僕は絶対に勝ち残ると心に決めた。





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