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混沌より出ずる軍団  作者: 皐月二八
第一章 ア・ボルト・フロム・ザ・ブルー 異変
11/41

第一〇話 シティ 到着

コゲツの調査任務が本格的に進んでいきます。


ストックを貯めつつ更新していきます。理想としては、最悪でも二週に一度は更新していきたいです。

何かいつの間にかお気に入り登録数3,000超えてますし……。

 旧ウェルドリア諸侯連合。かつては大陸中部を領有する大国であった。しかし“旧”の字が示す通り、此の国はもはや存在していない。

 二年前、諸侯連合北部の諸侯が大陸南部から連れてきたエルフの奴隷を虐殺したことで、元々エルフとの交流が深く、エルフとの共存を唱えていた旧諸侯連合南部が一斉に連合離脱を宣言。

 その後、混乱する北部を武闘派諸侯がまとめ上げ、遂に内戦が発生した。

 北軍と南軍の戦争である。


 しかし、元々バラバラになった各諸侯の中には非戦派、中立派も少なくなく、“内戦”とは言いつつも全く戦わない期間もあり――――結局、停戦協定も講和条約も結ばれていないため、長年続くことになっている。要するに、然程凄惨な激戦は行われていない。


 そもそも旧ウェルドリア諸侯連合は、王制を廃し貴族共同統治ともいうべき国家体制をとっていた。別にクーデターとかを起こしたわけではなく、単に不慮の病により王家の血が途絶えたためである。

 王家の分家(大抵の公爵家はこれに入る)は数が多いため、誰かが王家を再興させるとなると、下手をすれば多勢力が入り乱れる内戦になりかねない。


 そのため、各諸侯(領土持ち貴族)が代表者を選出し、“最高院”と呼ばれる行政機関を創設、それが統治を行うというシステムをとっていたのである。

 ところが忠誠を誓うべき、そして自身に爵位を与えた王家が滅んだ以上、一致団結する必要性を感じず、好き勝手にしていた貴族も多かったのである。つまるところ、諸侯連合は何時解体してもおかしくなかった。


 だからといって、諸侯からすれば“自分の国”が平穏無事ならよく、態々蜂の巣に手を出したがる者も少数派であった。そのため、戦乱が戦乱を呼ぶ事態にもなかなか発展しなかったのだ。交易などの面から考えても、進んで近隣諸侯といがみ合うのは得策とは言えない。


 元々南部はエルフとの共存が可能であれば北部を攻める理由もなく、北部も一部の武闘派を除けば、戦争に然程積極的ではない。結局のところ、諸侯らのもっぱらの視線は、発展させていかねばならない自領へと向いていたのだ。


 しかし、それはあくまで北部・南部の境界線以外の話である。

 両者を隔てる人工的な境界線付近では、日夜戦闘が繰り広げられていた。

 しかし、それは言い換えれば、境界線から離れた諸都市は、ほぼ平時と大差ないといって良かった。



「……うん?」



 南軍所属ブラックウッド公爵領最西端、ライトレーク・シティ。

 広大なライト湖に面するこの都市の関所につめている番兵の一人が、近付く影を発見した。


 気休め程度の――――あくまで、敵が攻めて来た時に役に立つレヴェルではないという意味――――割と簡素な関所の高台にて、その姿を捉えた彼は、下の階に繋がる階段に向かって叫んだ。



「接近する影を確認! 徒歩の……女性かと思われます! 目標の位置――――」


「徒歩? 女? この御時世にか?……そりゃあ、ここら辺じゃあ北軍あちらさんとの戦闘どころか、演習だって行われていねェがよォ……」


 ブラックウッド公爵領軍所属であることを示す、ライトグリーンの鎧を着込んだ兵士は、後輩から報告に首を捻りつつ、遠視魔法ロング・サイトで示された場所を見つめた。

 そして、ほぉ、とため息をついた。


 確かに、女性だ。

 いや、女性というか、少女だ。背はかなり低い。


 見慣れない服装に、頭に妙なかぶりものを被っている。まるで、底の深い皿を逆さにしたようなかぶりものだ。其れが陰になっているせいで、よく顔は見えない。が、ボディラインは如何見ても女だ。

片手には杖をつき、何かを背負い、ゆっくりと歩いている。



「なんだぁ? 噂に聞く北軍の“赤い土(レッド・アース)”とかいうクソッタレか?」


「……コール門番長、それって、一人一人が高位の実力者という怪物集団じゃあないですか。そんな連中がいくら南軍の総大将であるブラックウッド公爵の御膝元とはいえ、小麦と湖しかない都市に来るとは思えませんよ。

 大体、あんな目立つ格好しているわけがないでしょう」



 髭を弄るリーダー格の兵士の言葉に、彼より長身で若い部下が呆れたように言った。



「そりゃあ、そうだが……マーシャル門番兵。念のためだ、戦闘準備させとけ。幾らなんでも、こんなところを娘っ子ひとり旅ってのは妙だ」


「行商とか?」


「だったら馬車で売り物ひっ連れてくるだろうよ」


「それもそうですね……まさか、名のある傭兵ですか!?」



 ハッとした表情の部下を尻目に、髭を弄くっている兵士は妙な胸騒ぎを覚えつつ、ゆっくりと歩いてくる少女を見つめた。






 大陸上陸二日目。

 コゲツは街に来ていた。



「――――ふぅ」


 あの人形師ドール・マスター――――エディンソンから得た知識を頼りに、コゲツは街の中を歩いている。

 今の彼女の格好は、日よけのための笠を被り、杖(唯の木の棒――――に偽装された魔法発動媒体)をついた状態だ。流石に手ぶらで旅は怪しまれるので、風呂敷に最低限度のものを包み、背負っている。


 門番兵たちは、あっさりと幻術にかかってくれた。

 仮にも特殊部隊員であるエディンソンの弱さと良い、ここの連中は大したことがないのか。

 コゲツはそう思っていた。

 もっとも、天上級ヘヴンモンスターと比較されては、仕方がないとも言えるのだが。“ヘヴン”の名は伊達ではなく、その実力は極めて高い。ヘヴンモンスターの幻術を破るには、同程度の優れた対幻術魔法アンチ・ファンタジアか対策用アイテムが欠かせないのである。


 コゲツがここに来た理由。それは、南部の調査のためだ。

 エディンソンは流石にワンマン・アーミーであることが前提の特殊部隊所属なだけはあり、持っている知識はかなりある。が、それが真実かどうかは、比較する情報も照らし合わせる事実もがないのだからわかりようがない。しかし今のところは、それを信用するしかないのも事実である。


 その中でもコゲツにとって気になったのが、「南部はエルフとの共存を目指している」という情報だ。

 彼女の飼い主、カーキはエルフである。それが事実ならば、カーキの耳に入れた方が良いだろう。

 もしかしたら、我が君はその情報に興味を持ち、さらなる詳しい調査を命じるかもしれない。

 飼い主から命令されることは、カーキの手足ペットを自認するコゲツにとっては、至上の幸福である。


 もっとも、その情報を見てどう判断するのかは、カーキの自由である。コゲツはカーキが望むままに、それに従うつもりであった。


 ライトレーク・シティは、ブラックウッド公爵家本殿がある行政中心都市オックストンの手前、正確には南西にある小規模都市である。都市自体は農業を主な産業としている都市なのだが、地理的な面により多くの都市から商人が訪れる、ある種の交易都市であった。

 情報を集めるには、手ごろな場所である。人や物資が集まる場所には、それに相応しい情報も集まるものだ。






 まずは地図を購入し、都市の地理を頭に叩き込みつつ、宿の予約をとる。曲がりなりにも交易都市だけのことはあり、一通りの宿泊施設は揃っていた。


 ちなみに、資金はエディンソンから手に入れ、現在はある程度手持ちがある。北軍と南軍は元々同じ国であるため、通貨が通じていたので助かった。


 彼女がとったのは、シティの外縁部にある安宿だ。節約に越したことはないし、別にずっと同じ宿というわけではない。シティの中心部に行くときは、中心部の宿をとればよいだけの話だ。


 エディンソンから吸収した知識によると、この世界には国軍(正規軍)以上に、「傭兵」が一般化している。正規軍より装備が強力で、経験豊富な傭兵など珍しくもない。彼らは自身の装備の素材を現地調達し、モンスター相手に死闘を繰り返し、良い意味でも悪い意味でも活躍していた。


 傭兵は金払いが良い方につく。よって、正規軍よりも傭兵に金を注ぎ込む国も少なくないという。


 そして、当たり前だが戦争中の国は、必死に一人でも多くの強い傭兵を囲い込もうとする。

 そのためコゲツの中には、傭兵となって取り敢えずの資金を稼ぎつつ情報入手に奔走する、という手もあった。


 が、コゲツの姿は白髪紅眼の美少女である。こんな者が戦場で大活躍すればどうやっても目立ってしまう。

 オマケにコゲツ自身、忠誠を誓うのは愛する飼い主唯一人だ。金で結ばれたビジネスライクな契約とはいえ、いや、だからこそ、まさか好き勝手に行動するわけにもいかない。傭兵にとって、信頼は最も大切なものである。よって必然的に、カーキ以外の者から命令を受けねばならなくなる。それはなるべく避けたい。


 コゲツとて、それが私情だということは分かっている。一時的な屈辱に耐えかね誰かの指揮下に入るのも、そのことによってカーキからの命令が果たされるのならば、カーキの笑顔が見れるのならば、喜び甘んじて受けるつもりである。


 しかし傭兵契約が成功する保証はないし、したとしても、まさか数日や数週間の短期契約にはならないだろう。最低でも数カ月、一年や二年かもしれない。その間、コゲツは契約を結んだ国に縛られることとなる。

 すぐさま行動、というには些かリスキー過ぎよう。


 資金稼ぎの方法についてはカーキより一任されているが、もしもの事があれば売却するよう、単純に資産的価値しかない宝石や装飾品の類が幾つか、下賜されて布袋の中に入れられている。

 宝石の価値は万国共通。そうカーキが判断した結果である。



「嗚呼、我が君にお逢いし、あの御指を口に咥える許可を頂きたい……」



 粗末なベッドに仰向けで倒れ込み、白髪紅眼美少女はペロリと舌なめずりをした。

 暫くゴロゴロとベッドの上で妄想に耽ると、コゲツはむくりと起き上った。



「……一先ず、周囲の散策だけでも済ましておこうか」



 御世辞にも掃除が行き届いているとは言えない窓から見る景色は、今が大禍時おおまがとき(黄昏時)であることを意味していた。

 上陸地点からここまでは然程離れていないが、急ぎすぎてもかえって怪しまれると思い、普通にゆっくり観光気分で歩いていたのだ。それでも汗一つかいていないあたり、流石というべきか。


 果たして効果があるのか疑問な粗末な鍵を締め、それを布袋に突っ込むと、笠を深くかぶった美少女はカン、カンと杖をつきながら歩き出した。






 ライトレーク・シティの境界線は曖昧である。別に周囲を人工の壁で覆われているわけでも、フェンスが張られているわけでもない。関所も、都市を囲むように八カ所に設置されているのみである。あとは精々監視塔くらいしかない。


 これは周囲にモンスターはあまり出ないし、出たとしても常に駐屯している警備隊が出動すれば済むからである。

 そもそも軍事拠点ではないこの都市は、仮に敵軍が攻めてきても何にもならない。交易都市である以上はここの失陥は南軍にとってはマイナスに働くことは間違いないが、攻め込む北軍にとっても、この都市は可能ならばスルーしたいところだろう。

 オックストンに攻める足掛かりを欲するならば、より適した軍事拠点となり得る都市や、より南軍の経済に打撃を与え得る都市が幾つもあるからである。

 所詮この都市は、精々小規模都市に過ぎないのである。


 加えて関所では簡単な荷物検査といくつかの質問に答え、そして通行料を支払えば、誰でも通過できる。

 ライトレーク・シティがある種の交易都市である以上、怪しい者全てを締めだせば人と物資の流通に支障が出る。それはこの都市にとって、収入源の少なからずを失いかねない。

 コゲツが関所を通過するときに幻術を行使したのは、門番兵の力量を測る実験のためであり、別に通過が危ぶまれたからではない。

 彼女本人は関所を無視することも考えたのだが、しかし関所を通過せずに都市に入れば、当然の如く犯罪行為だ。領内警察に捕まることになる。彼女の能力を考えれば捕まる可能性は皆無に等しいのだが、そのために消費される手間を考えると、流石に無視は得策ではない。


 このように、そもそも関所を無視して都市に入ろうという発想自体が、真っ当な人間からは生まれないのである。何のメリットもないからだ。


 そんな都市の境界線を歩きながら、コゲツは暮れていく地平線を見つめた。



「……これを何時か、我が君に献上したいなぁ」



 自然の風景を大切にする我が君なら、喜んでくれるに違いない。絶景の肴は私の無限の愛というのはどうだろう?

 そんなことを考え、コゲツは気分良さげに口笛を吹いた。先程愛する主との幸せな時間を妄想した御蔭で、かなり機嫌が良い少女である。


 そんな彼女は、夕焼けの紅い光を浴びた、ボーイッシュな髪形の真っ白な髪を輝かせる着物姿の美少女の方が、景色よりもはるかに美しいことに気が付いていない。



「……ん?」



 しかし、それを邪魔する無粋な輩は、何時も唐突に現れる。

 感知網に集団の生命反応を感知したコゲツは、ため息をついた。

 動きから察するに、一人を複数の者が追いかけている。ちなみに「一人」なのは、動きから判断するに、それが知性を持った――――おそらく人である可能性が高かったからである。



「……統一性がないな」



 追いかけている方は、我先に追いかけられている者に飛びかかり、時には追いかけている者同士がぶつかり合っている。

 例えば罪人を追いかける保安官とかならば、こうはならないだろう。人攫いを目論む山賊も、もう少しましな行動をとる。


 となると可能性として高いのは、本来は単独行動をする、あるいは群れでの行動が苦手なモンスターの集団に追いかけられている、ということだ。



「……折角だし、現地民と関わりを持つのも悪くはないかな」



 コゲツはそう呟くと、瞬時に飛び出す。

 背をかがめ、ロケットのように大地をかけていくと、直ぐに正体を見た。


 追いかけられているのは、少女だ。いや、幼女と言って良いのかもしれない。外見年齢は、精々一〇歳前後。

 蒼いエプロンドレスを着込んで、腰まである金髪を揺らしながら、翡翠色の瞳に涙を浮かべている。


 それを追いかけているのは、一四体のモンスターだった。

 高速で飛びはね、涎を撒き散らしながら幼女を追いかける老人という、何とも妖しい風体のモンスターを見て、コゲツは顔を顰める。

 下級レッサーモンスター、“赤帽子レッドキャップ”。

 その凶暴性により、小柄な外見からはおかしいくらいにギャップがある程、危険視されているモンスターである。体力はそうでもないがスピードと攻撃力がその老人のような姿とは思えないほど高く、しかもレッドキャップは人間を見ると、誰かれ構わず追いかけて八つ裂きにするという悪意に満ちた習性を持っている。


 最大の特徴は、振り回している巨大な斧、そして惨殺した人間の血を吸って紅く染まった帽子。


 コゲツは当然知らないが、「斧を振り回して一直線に追いかけてくる老人」というインパクト抜群の容姿で、『CC』ユーザーの多くにトラウマを残し、「トラウマ作りにかけては神格級ゴッド」と言わしめたモンスターである。


 幼女がバランスを失い、ふらついた。その機を逃さず、レッドキャップが斧を振るう。

 瞬間、そのレッドキャップの首が飛んだ。



「取り敢えず、死ねよ」



 コゲツはそう呟き、周囲に風の刃を発生させ、レッドキャップの群れに突っ込んだ。



「“風刃魔法ウィンド・ブレード二重纏デュアル・クラッド……風切り羽(フライト・スラッシュ)”……っと。

ついでにほいっと」


「え!?」



 コゲツとレッドキャップの群れが交差した瞬間、残る一三体のレッドキャップは様々なパーツに分かれ、血を撒き散らしながら宙を舞った。

 瞬時に振り返り、コゲツは幼女を抱え――――コゲツよりも幼女はかなり小柄であった――――地面にそっと下ろした。



「え!? ええ!?」



 混乱して、物言わぬ肉片となったレッドキャップと突如現れた白髪美少女を交互に見やり、幼女ははっとしたように、深々と頭を下げた。



「あ、あの……有難うございます!!!」



 土下座しかねない勢いである。

 予想よりも恩義を感じてくれたらしい。今日はツイているなと思いつつ、コゲツは薄く微笑んだ。

 これも、先程我が君に抱き付かれて、唇を奪われる様を妄想した御蔭だ、と。


 しかし、助けられた幼女は、それを見て頬を赤く染めた。それほどまでに、その微笑みは美しかったのだ。


 この辺りは、カーキに夢中であるコゲツが、カーキ以外の存在に、自分の姿が如何映るかを全く考えていないことに一因がある。


 機嫌良さげに頷き返したコゲツは、幼女を見て一瞬、目を細めた。

 少女の耳が、ピンと尖っているのだ。しかし、己の主から感じるエルフの気配と同様のそれは、少女からはうっすらとしか感じられない。



――――ハーフか。



 そう結論し、コゲツは少女の目線に合うよう、膝を屈めた。



「初めまして、ぼくはコゲツ。君は?」


「は、初めまして、ドロシーです。ドロシー=ブラックウッドと申します!」



 こうしてコゲツは、GAにおけるこの世界の住民と(普通に)接触した者第一号となるのだった。






 皆様の御蔭で、お気に入り登録数3,000突破しました、有難うございます!


 少しでも読者の方々に楽しんで頂けるよう、これからも頑張っていきますので、宜しくお願いします。


 御意見御感想宜しくお願いします。


……あ、コゲツは猫かぶりが結構得意です。いつ暴発するかわかりませんが。

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