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夫婦喧嘩

一息ついた所で、二人はファイヤー亭に足を運んだ。

シャアリィが扉を開けて、


「ただいまー」

「お土産あるよー」


と、元気に存在を示すと、エレナとナッチェが駆け寄ってくる。


「おかえりなさい、お元気でしたか?」


随分、顔色が良くなったエレナ、少し遅れてナッチェが行儀良く挨拶をする。


「こんなに早く来て下さるとは、望外の喜びです」


等と、大人びた挨拶に少し笑ってしまう。

おや・・・店の主人達は?

と、問おうとした矢先、エレナが小声で・・・


「今ですね、ご夫妻は喧嘩中なのです」


そこに先に顔を出したのは、アレックスだった。


「お、耳有り、耳なし、また時間が出来たのか?」

「まぁ、ゆっくりしてけよ」

「ちょっと、オルチェと揉めてるけど気にすんな」


何時もどおり、アイシャがタイミングをずらして来店を告げる。


「ただいまー」

「時間が出来たから寄ったんだけど、オルチェは?」


名指しされては隠れているわけにもいかずオルチェがゆっくり顔を出す。


「おかえり、ちょっと旦那とやらかしてるから、機嫌が悪くて済まないね」

「黒猫の面倒は、ちゃんと見てるから安心しな」


引っ込もうとしたオルチェをシャアリィが引き止める。


「いいじゃん、夫婦喧嘩」

「理由聞かせてよ、別にどっちの味方ってわけでもない私達に」


待ち構えていたかのように、


「俺は」「アタシは」


と、どちらにも言い分がある様子。

そこに割って入ったのはエレナだった。


「原因は、私達、姉妹のことなんです・・・」


シャアリィとアイシャは顔を見合わせて頭に???と、浮かべた。

じゃあ、と、エレナから事情を聞くことにした。

事の発端は一週間程前の事。

シャアリィとアイシャには馴染みの深い、あの黒猫のテラスから黒猫姉妹がうちで働かないかという勧誘を受けたことに起因する。


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