空に恋の大三角形
ゆさゆさと、二兎にとの体を揺らすがまったく起きない。起きてよぉ!
「ん~、あと五分…」
あ、、生きてる、、すこしホッとする、、頼りないやつだけど。一人よりはマシだ。。
二兎がむくりと起きると、ぼーっとしながら、空をみて指をさした。
「あ~、異世界だなこりゃ、空をみてみろよ」
ん?そら、、なんと!太陽が2つある。
星が3つ、ベガ、デネブ、アルタイル・・・?
「あれは恋の大三角形、俺達の星だ!」
もしかして愛の告白だったりする?
ニートのくせに私に告白とか生意気!
だけどちょっとだけうれしい。
「これオレが『小説家になっちゃおう♡』って、Web小説サイトで初めて異世界テンプレで書いたオレが考えた最強ガバガバ設定の小説世界だ。」
は?私は混乱した。こいつ小説の書きすぎで、ついにおかしくなった?
いままで貢いだお金を返してほしくなってきた。
「あっちだ、『冒険者ぎるど』がある。ついてこい」
ちょっと、、いつもは私の後ろをやる気なさそうにダラダラついてきて、おんぶとかいいだすのに、、堂々と自信ありげに歩いている。
「ちょっと、歩くはやい!まってよ!」
わたしは、二兎の腕につかまった。こいつヒョロガリだったのに、こんなたくましい腕だったっけ?あ~引っ張ってもらえるのって超楽ちん♡
♡ご愛読ありがとうございますですわ♡