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壁ドンドンドンダーリン  作者: 壁ダリ
第一章
20/28

Lv4: 友達として少し距離が縮まる。偶然を装って会う機会を増やそうとする。


「オープニングセレモニーがはじまります」


案内エルフが声をあげると、ステージから

ショートの銀色の髪、格好良い魔法使いのローブ、胸元には愛のシンボル♡が刺繍されている

魅力的な深い紫色の目、優雅な笑みをたたえた、ニトに似たとてつもないイケメンがあらわれた。


「わたしは恋愛大魔道士リアジュウだ!」


リアジュウが一言いうと、会場でキャーーという黄色の悲鳴が聞こえ何人も倒れた。

倒れた者は失格の退場らしい。


ドキドキ・・・やば、、なにこのかっこいい人、、ありえない!

ニト、スライム君!このドキドキを止めて!たすけて!わたしもたおれちゃう!


「モル、、、おまえの好きなタイプだろ、耳が真っ赤だぞ。。」


ニトがわたしのうしろから肩を抱いてくれて、気絶を回避した。


「ニト!うるさい!わたしにはスライム君もニトもいるんだから」


これ以上好きになったら、逆ハーレムになっちゃうよ。

それにリアジュウ様とかドキドキしちゃって死んじゃうよ!

ニトがうざいことをいってくれたおかげで、すこし冷静さがたもてたかな?


ステージでリアジュウ様がくるりと回転する。

えっ!?ショートだった髪型が長いウェーブのある銀色の髪に!

服装はレガントなドレス、星のモチーフがあしらわれたローブに

そして女性的な曲線美のすごいスタイルに。女!?


「リアジュウは男であり女なんだよ」


ニトが好きそうな女、私に似てるな一気に冷める。

この世界の女って全部、私をモチーフにしてるんだよな。


ん、、?スライム君がモジモジしてる、、トイレかな。。?

チャンス、トイレに先まわりして、、やっぱり予想どおり!


「あっスライム君?トイレ?わたしもトイレ!奇遇だねエヘヘ」


「ぴぎぃぃ(おしっこ)」


ふふふ、わたしたちってツレトイレの親友みたい。

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