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壁ドンドンドンダーリン  作者: 壁ダリ
第一章
19/28

Lv3: 相手に話しかけることに成功。ぎこちない会話でも達成感あり。


―――――――  一級恋愛術師試験説明会場


4年に一度、恋愛大魔道士リアジュウが主催する恋愛魔術師たちの交流の場で、恋愛魔法の基礎から応用までを学び、資格試験を受けるための説明が行われる。試験内容や注意事項、合格者の特典などが詳細に説明される。


案内エルフが声をあげる。

「セレモニーまであとすこしです!しばらくおまちください」


私はドキドキ、緊張してきた。。もうすこしだ。。

ん?勇者二兎が私の肩をトントンとたたいた。。


「モル。。最近おまえさぁ。。スライムと仲いいじゃん」


「あんたには関係ないでしょ」


二兎がだらしないから、私の心はスライム君にいっちゃうんだよ。

スライムに負けちゃって?いいの?


「おまえ惚れっぽいからな、尽くしまくるし、まぁ頑張れよ!」


ふんだ!いつもそうだ!そんなやつ辞めろとか絶対言ってくれないんだから。

女が逃げても追ってこない、男なんて女にとって何の価値もなんてないんだからね!

電車に乗って逃げる女を、自電車で追ってくるガッツがないとダメなんだから!


私はスライム君にはなしかけるためにスライム語を勉強しました。

だって。。気になる人とは、おなじ言葉で語りたいでしょ?

はじめてのスライム語の一言は決まってるの。


「ぴぃぎぃい♡(こんにちわ)」


「ああ、すらいむ語勉強したんだ。ボクも人間語勉強しちゃったよ」


えっ。。人間語?びっくり。。

スライムの知力で。。勉強したの?


「す、すごいね、スライム君。。♡」


「ぴぎぎぎぴぎ(きみこそ)」


わたしまだ「こんにちわ」しか覚えられてないのに。。素敵だな。。♡


♡いつもご愛読いただきありがとうございますわ♡

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