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壁ドンドンドンダーリン  作者: 壁ダリ
第一章
13/28

スライムトゥルーハッピーウェディングライフ!


道具屋の娘は『どくけし』を使った。


「いらっしゃませ!『やくそう』 25ゴールド、『どくけし』 うりきれアル!」


うわ、、『やくそう』しか売ってないよもう。

自分で『どくけし』を使った分の値段つりあげてるし。

『惚れ薬草』のせいで町の経済が崩壊してるよ。


「てか、惚れ薬草って『どくけし』できえるの?」


「ああ、しかも惚れてる奴、恋愛感情が0のヤツにも効果ナシなんだなコレ!ちなみに愛耳(もる)には何度か飲ましてるが効果が無さそうだ」


重要なことをさらっと言うし。勝手に薬をのますなよ!

惚れてるのか、恋愛感情0なのかどっちかわからないからもどかしいわ!

くっ。。おちついてわたし。


「とりあえず、道具屋さんの『やくそう』と『どくけし』の在庫

を増やしたほうがいいよね?」


「うむ、『やくそう』畑と『どくけし』畑は町の裏だ!」


「じゃあ、クエストを進めようか?」


この道具屋の娘すこしは仕事しないのかな。

とおもいつつも、町をでると、すぐ畑があった、ちかすぎだろ!

さっさとクエストをおわらせようと、その時。。


スライムがあらわれた!

かわいくないやつ!どろどろの緑のやつ!

きゃっ!ちょっと服がとかされた!二兎たすけて!!


「うおおおおおっ!!」


二兎は叫びと共に、スライムに掌をむけた!

魔法!?かっこいい!!


「スライムトゥルーハッピーウェディングライフ!」


その瞬間、スライムの生き様が走馬灯のように流れ始めた、

スライムが小さな池で仲間と遊ぶ姿、薬草クエストで新人冒険者にボコられる辛い日々、

いろんな経験を乗り越えて幸せな家庭を築くその姿、スライムのくせに、涙がとまらない。


「ほら、、スライムだってやればできる、おれたちも幸せな家庭を築きたくなったろ?」


「いや、それはない」







♡ご愛読ありがとうございますですわ♡

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