薬草取りに出発
勇者二兎と聖女の私(愛耳)は、ギルドでクエストを受けた。
「薬草取りクエスト?どんなことをするの?」
「ああ、これは初めての冒険でよくやるお定番クエストなんだ」
「ふーん、どんなクエストなの?」
「薬草をとりにいって、素敵な花をみつける、それをオレが取ろうとして川にながされて、愛耳がオレのために泣く」
勇者が川に流されていいの?どんなクエストなんだ?
とりあえず、行こうか。
わたしたちは、まず薬草のメッカという。
「薬草売りの秘め事」別名チャイニーズメーディスンに向かった。
西にあるいて10分、町に入ると、寂れた道具屋はひとつしかない。
店のお姉さんはスリットがきわどいチャイナ服をきて私に似ていてかわいい。
「いらっしゃませ!やくそう 10ゴールド、どくけし 15ゴールドアル!」
「うってるアイテムはそれだけ?ここ薬草のメッカだよね?」
設定がガバガバ!と呆れると。
二兎が私をみて口角をぐいっと上にあげた。
「設定がガバガバとおもったろ?だが甘い、ここから巻き返すんだよ」
てか私の心をよめるなんてすごいね。
「どうやって?」
「この道具屋でこの『惚れ薬草』を売るんだ、そうすればこの町は恋愛のメッカになって発展する!」
そんな、都合のよい薬草もってるんだ。
てか、薬草取りいってないのになんでもってるの?
「さっそく道具屋の娘に飲ませてみるぞ!」
お茶に煎じてる。危ない薬みたいだな。
道具屋の娘もグビグビいってるよ。
あっさり飲むなよ。
「あーん!勇者様!スキスキ素敵アル!」
うわー♡マークだして、抱きついてるよ。。
チョロすぎの上、ガチの惚れ薬でひいちゃいますわ。
「モテてつらい!オレには愛耳がいるから、道具やの娘とは結婚できないんだ。。スマヌ。。」
てか私にその薬を飲ませて、結婚式イベントしたほうが盛り上がったんじゃないの?
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