キスのお味。
んちゅ。。大人のキスなんだから。。もっとこう。。なんというかもう!下手くそ!
もっとこう、、唇と唇のシワをあわせて、しあわせ。そう!
うっ焼き肉の臭いが口の中に広がる。。ニンニク食いすぎだろコイツ。。
おっ!二兎のやつ肩をグッとつかんで、一段と深いキスにギアがあがった!いいぞ!
27歳の乙女ゴコロも上がってきた!あっ♡
ピカ!!
その瞬間、何が起きたのか?気がつくと、
私たちは元の焼肉屋に戻っていた。まるで夢のようだ。
周囲は、さっきまでの冒険者ギルドから一転、焼肉の匂いが漂っている。
唇には、二兎の唇の感触の余韻が残っており。
右手の薬指には、異世界でもらった忘れな草の指輪がはまっている。
「な、、戻れたろ?」
二兎が目を細めて、微笑む。
なんだかうれしそうに機嫌がいい。
「うそ、これ、指輪。。呪いの指輪?」
「養ってくださいの指輪だよ、俺の指の計測は完璧だ、一度はめたら食い込んで一生はずせない」
えい!えい!うーん!とれない!
これじゃわたし結婚できないじゃん!
責任とってよね、、いや取れないから無理すぎ。。
超呪いのアイテムすぎて怖い。。。
「ふーん、アンタが愛を語るようになるとはね、わたしと愛を育みたいなら、働け!」
「ぐ…厳しいな」
♡ご愛読ありがとうございますですわ♡