第4話 幻境
皆様が楽しんで読んでくださることを期待してます。
アナウンスはゆっくりと話し始めた。
【貴方たちは国家秘密にふれました。よって即死刑だったはずでしたがある現象が起きました。それは光線に触れたものが異次元の力を手にしたことです。それは貴方達にもあります。その力は簡単に国家転覆出来る力です。それを消すために今からゲームを始めます。チームを組んでそのチームで最後まで生き残ることも勝利条件に入りますし、1人で勝利しても構いません。少しでも減らせればそれでいいんです。今から3時間後、12時丁度に始めますので頑張って能力をつかいこなしてください。期間は2週間もしくは、チーム、個人で勝った場合に終わりにします。それではgood luck。】
「あーなるほどな。俺達は今なんかの能力をもっているって訳か。」
冷静でいようとしたが流石に頭の中がおかしいだられけで困惑した。その後部屋が下にさがり降りれるようになった。即座にみんなの元に走っていった。皆んなも同じ考えですぐに集合した。尚之は
「すぐに別のところに身を隠すぞ。死んだら元も子もないからな。」
虎と和馬を引っ張りながら入り組んだ家などの隙間にはいった。皆んな少し走ったもんで息を荒らげている。龍馬は相変わらず息が整っている。なので龍馬は
『これからどうする?俺達は何かやべーことに手を突っ込んだみたいだけども。』
和馬は
『とりあえずなにか情報がないか携帯を調べましょう。』
たしかに情報は大事だ。みな一斉に携帯を取り出し、検索などをした、が何もでてこずアナウンスの説明だけらしい。能力も分からないまま戦うのは、火に飛び込むのと同じだ。そう思って俺は
『一旦能力をださないか?』
今こうしている間にも誰かが能力を発揮しているに違いない。大雅も
「俺達は素では弱いからね…。」
だが能力に関しての情報は1つもない、アナウンスさえも能力があるとしか言っていない。さてどうしたもんか…。すると虎が
「もしかしたら今考えたものが能力になるんじゃ!」
ありえないことはない。何も情報がない以上、色々と試すしかない。虎は真剣そうに目をつぶり考えている。ふと虎の手元をみたら1冊の本があった。俺は
『これなんだ?さっきまであったか?』
もしかしたら成功かもしれない。虎は本をあけると、刀がでてきた。龍馬は
『どんな能力にしたんだ?』
「俺は自分が知ってるものを作れる能力にしたよ。今は丁度戦える刀がほしいなぁって。」
成功した。すぐさま皆んな目をつぶろうとした。その瞬間俺は森にいた。
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