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転生先でダブルブッキング  作者: 光岳 擇也
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プロローグ

初投稿になります。光岳擇也です。

転生先でダブルブッキング始まりました。今回はプロローグで本編は次の投稿からになります。文章、ストーリー構成等、皆様の満足するものに中々ならないかと思いますが、暖かい目で見守っていただければ幸いです。また、更新もゆっくりやっていければと思ってますので、宜しくお願いします!

重本しげもとホテル-


夜18時。チェックイン、夕食、大浴場など、宿泊客が集まり、フロント業務が多忙の中、1本の電話が鳴り響く。


「お電話ありがとうございます。重本ホテルです。」


女性フロントが受話器を取り対応する。


「あ~、予約したいんだけど」


受話器から聞こえて来る声からすると若そうだ。ただ、今はフロント対応が多忙な時間帯、他のフロント員もフロントに来る客の対応でいっぱいいっぱいだ。


「ありがとうございます。お客様、ご宿泊プランやお部屋のタイプ等決まっておりますか?」


ホテルには食事内容やホテルの施設利用、ホテル周りの観光などをセットにしているプランがある。更に、部屋も和室や洋室、部屋の広さやグレードもあり、一つ一つ説明するには時間もかかる。


「あ~、どんなんがあんの?なるべく俺らに合った部屋とかプランで、安い料金がいいんだけど」


(なによ、この忙しい時に、、、俺らって何人かわからないし、何も具体的な情報もない、、、これはホームページに誘導して予約してもらうのが1番なんだけど、、、)


「お客様、パソコンや携帯電話でホームページを見ていただければ、プランや部屋の詳細も…」


ホテルのホームページの案内の説明を受話器からの声が遮る。


「あのさ-、こっちはそんなん面倒だから電話してんの。お客様の求めてるプランを提案するのが、そちらの仕事なんじゃないですかねぇ~。」


(やっぱりこういうタイプかぁ~(泣))


なんとなくこうなる事は予想していた。受話器をそのまま「ガチャ!」と切ってしまえば楽なのだが、そんな事をしたら、クレームや評価ダウンに繋がってしまう。ここはグッと堪え


「失礼しました。ではご提案させていただきたいので、お客様のご宿泊人数や、ご希望されるお食事内容、お部屋タイプ等をお聞かせいただいて宜しいでしょうか?」


そこから長くなりそうなので、電話料金トラブルも避ける為、一旦電話を切り、フロントバックに移動し、すぐにかけ直して予約対応をした。


―約30分後―


「では、7月25日金曜日に4名様で予約します。ご予約ありがとうございました。」


ようやく電話が終わり、予約内容を打ち込んでいるのも束の間、


「すみません!終わりました?フロントヘルプお願いします!!」


フロントから呼び出され、慌てて再びフロントに戻った。フロントバックのパソコンには、「この内容で予約しますか?」のメッセージ画面が映っていた。








この続きに関しては少し後の話になります。どうなるかは分かってしまいそうですが(笑)

次の話から本編になります!

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