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RAND  作者: 市田気鈴
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第2話 繋がり

今回は戦闘はありません。しかし大切なキャラは出していきます。

 背中のジェット機構をホバリング状態にしてゆっくりと降りていく。目標は巨大水晶を入れるための搬入用の入り口。いくらこの水晶に不気味な印象があるとはいえ傷つけるわけにはいかない。

 搬入用の入り口はかなり粗末なもので外から見れば大きいだけのコンテナにしか見えなかった。もちろんその奥は細部化しており、送る場所によって資源のルートが割り振られていたり、研究用のものはまた別のルートがあったりと細かく決められている。にも関わらずこの入り口を一緒くたにしているのは他の人はあまり気にしないのだろうか。口にしないだけでこんな疑問を抱いているのはいくらでもいるだろう。この乱雑な入り口のためほとんどは作業員しかいないはずなのだが、今回は珍しく違う客人が来ていた。


「いやぁ無事でよかったよかった!」


 やせた神経質そうな男が取り繕ったような笑みを浮かべながらマーク隊の帰還を歓迎する。今回の収穫だけを目的にしているリード・バロックの言葉は表面上をなぞっているだけで彼らへの配慮は感じなかったが、それをいちいち気にするロック達でもない。

 ゆっくりと移動用の保存プレートに水晶を乗せると作業員たちが慣れた手つきで水晶を固定し始めた。


「丁寧に扱えよ!それは貴重なサンプルなんだからな!」

「バロック博士。そこまで言うならあの水晶についてはなにか判明しているということですか?」


 マークの質問にバロックは一瞬自分に質問されたことがわかっていない様子でぽかんとした表情をした。まさか自分よりも格下である彼らから質問されると思わなかったのかもしれない。


「ん?ああ、まだ全容ではないし仮説程度ではあるがな。それについてはマーク、キミにも話しておくべきだろう。追ってキミらの部隊には連絡をよこすからしばらくは休んでいてくれたまえよ」

「わかりました」


 淡々と答えるバロックにマークもイヤな顔一つせずに納得する。もっともマークの後ろにいた部隊の半数はガジェットで顔が見えないことをいいことに変な顔をして挑発していたが。

 早々に水晶がプレートへの固定を終えると下につけられたホバー機によって浮き上がる。そして研究施設に直結するルートに向かってゆったりと動き始めた。バロックも空中移動用のバイクにまたがり後を追おうとするが去り際に思い出しようにマークの方を向く。


「そうだそうだ。ロジエールが17時にいつもの場所で会おうと言っていたぞ」

「ご伝言ありがとうございます」

「本当に感謝しろ。上司を伝言係に使うなんて」


 それだけ言い残してバロックは水晶の後を追った。残されたロック達にマークはきびきびと話し始める。


「諸君、今回の任務よく果たしてくれた。調査任務でゼオと出会ったのは困ったが幸い今回はひとりも犠牲が出なかったのだ。これもキミたちの頑張りのおかげと言えるだろう。もっとねぎらいの言葉を駆けたいところだがそれよりもうまい飯やふかふかのベッドの方が嬉しいだろう。まずは体を休めたまえ」


 マークの言葉で解散となるが皆が向かう場所は同じガジェットの装着場であった。搬入場から地下へ向かうエレベーターを利用して向かうこの場所はガジェットの装着、着脱を行える場所であった。ガジェット用の武器に外付けの装備とあらゆるものが揃っており、さらに壁には個人ごとのガジェットがきっちりと整理されていた。ガジェット自体は人が変わるたびに身長や体格に合わせて調整が入る程度のため完全なオーダーメイドというわけにはいかないのだが、それゆえにある程度の体格の違いには対応できる汎用性はある。

 ここでガジェットを完全に着脱してからが事実上の解散と言えるだろう。とはいえ、ここではガジェットや武器を取り出す音や、装着するための機械音がうるさくてあまりミーティングなどには向かないのだ。それに一部の人にとってはガジェットを着ていた方が楽な場合もあるため多くの部隊は搬入口やここに来る手前の広場で解散することがほとんどであった。

 ガジェットを取り外したロックは首を回しながら街に繋がるリフトに乗る。茶色の髪に青い目、整った顔立ちではあるがどことなく若く子供っぽい印象を与えた。服装も無頓着なのが余計に拍車をかけている。

 ロックはゆっくりと体を伸ばすと後ろを振り返る。ガジェットを外した仲間たちが出口から出て行った。さっぱりした赤髪が特徴のアシュリーにメンバー唯一のアジア系の面影を持つリュータ、美人だが不満そうな表情のオルレアンが顔を出す。


「あーもう嫌になっちゃう!」


 合流していの一番に口を開いたのはオルレアンであった。


「なんだなんだ、任務がそんなに気に食わなかったか?それともあのバカ上司の態度か?」

「勝手に眼鏡をべたべた触られたみたいなの!」

「そんなことで怒るのか」

「任務が終わっていきなり私物が汚い状況で戻ってきたのよ。イヤな気分になるじゃないの!」

「うんまぁそうだな。キミの言う通りだ」


 苛立つオルレアンに突っ込んでよいことはなし。彼らの中では常識であった。こういう時は早々に本題に入る方が良いことを知っているロックは出口の奥の方に目を凝らしながら3人に問う。


「まずルオンのお見舞いに行きたいんだけどギャリーは?」

「彼、今日は遅れていくって言っていたわよ」

「なんで僕達と行かないんだ?」

「知らない。でもまたロックが気に障ること言ったんじゃないの」


 アシュリーの言葉にロックは少しむっと顔をしかめた。彼女の言葉は間違っていない。ロックとギャリーはお互いにどこか馬が合わないところがあると認めていた。そのため何気ない言葉が互いを傷つけるということは決して少なくなかった。それでも地球にいたころからの付き合いなのでアシュリーのストレートな言葉にはあまりいい気分はしなかった。


「じゃあ先に行ってよう。そのうち合流するかもしれないし」



 RANDの技術発展は目まぐるしいものではあったが、反面資源の枯渇を急速に進めていった。RANDがあらゆる分野へ活用できるため研究や開発がとどまることを知らなく、純粋に地球の資源が不足していた時代があった。特にRANDの研究に心血注いでいたロベルタ・クーベルトはこれを危惧し、早急に対策を講じることを政府に訴えていたのは有名だ。

 この問題は驚くほど早く解決された。まず初めてたどり着いた太陽系以外の惑星が鉄鋼豊かかつ知的生命体の存在が確認されない星であったことだ。一種の資源採掘所としてその星は人類に大きく利用された。その後も次々と資源豊かな星が見つかっていく。そうした星の中には生命体がいる星もあったがその頃はすでに人類は地球外生命体への期待が絶望に変わっていた時代となっていた。話し合いで分かり合える存在はそこにはいなかったのだ。

 特にZ58惑星が発見された時、地球人の歓喜は他の星にも聞こえるのではないかというほどであった。その大きさは地球の3倍、これほど巨大な星でありながら空気、水、自然、鉱物と多くの資源がそこにあり別惑星で発見した有用な物質も存在した。当時唯一、判明していないのはゼオであったが、より凶暴で強靭な肉体を持つ分同情するような余地を人間は持ち合わせなかった。

ロック達の住む生活圏は巨大な鉄鋼の壁に囲まれていた。ゼオが数十匹突撃しようが破壊されることのない硬度と分厚さで彼らを寄せつけず、さらに壁の上には砲台も備え付けられている。これに加えてガジェットの装着者が昼夜問わずに見張りにいるものだから

当然、人員も必要ではあるが常に人は補充されこの地の開拓を任されていった。来る者たちはそれぞれ思うことはあるが生活はかなり快適だ。長年の研究と先人たちの努力の甲斐あって食事、居住、そこそこの娯楽と充実している。また医療機関も充実していた。体力を必要とする職が多い以上このようなものが充実しているのは当然なのだが…。

 ロック達はその充実した分野の建物のひとつに来ていた。建物自体はかなり古く見た目は劣化していたがこの星に当初からある建物のひとつであるため造りは頑丈であった。


「すいません。G棟のルオンのお見舞いに来たんですが」

「はいはいルオンさんね…G棟の4階、47号室ですよ。もうそろそろかもしれませんがねぇ」

「心配どうも」


 手続きを済ませてロック達は見舞いの果物を大事に持ちながら目的の病室を目指す。院内はごった返しており、その人数に驚くばかりであった。その多くはケガの経過を見てもらうために来ていた。噂では先日輸送部隊がゼオの大群に鉢合わせしたのだとか。しかし現場が混乱しており事実確認をしようにもいまだに不明な点が多い。


「あの事件ってこんなにケガ人がいたのかよ」

「ここの人たちがみんなその事件でケガを負ったわけないでしょ。バカだね」

「それでもいつもより人が多いわ。あの事件ってやっぱり大きかったのよ」

「どうやって宙に浮いていた輸送船にゼオが乗ったんだろう?」


 ロックの疑問には誰も答えられなかった。ただひとつ言えるのは自分たちも油断してはならないということだけだろう。

 歩きとエレベーターによる移動を繰り返し、彼らはG棟にたどり着く。ここは入院専用でもあるためか静かで先ほどまでのざわめきは皆無であった。ロック達は目的の病室に着くと入り口手前の消毒液を念入りに手になじませてから部屋へと入る。


「ルオン、元気かい?」

「おおぅ!みんな来てくれたんだ!」


 芝居かかっているような喜びの声を上げながらベッドに座る男はロック達を歓迎する。栗色の髪は年齢の割に後退しており目は落ちくぼんでいるように見えた。小柄だがそれを気にしないほど体も痩せていた。

 それでもルオンの表情は笑顔に満ち溢れており、いつも通りの生き生きした表情を見せてくれる。


「任務で忙しいのに来てくれて嬉しいよ」

「地球からの付き合いの親友を無下にするなんてしないよ。体調はどう?」


 ロックの質問にルオンは両腕を広げる。入院着から見える胸はまだ健康そうだが腕の方は同じ部隊で活動してきたころよりはるかにやせ細っていた。


「ごらんの通り。あとは天寿に身を任せってところだ」

「縁起でもないことは言わないでほしいわ。もう一回、一緒に仕事したいもの」

「そうは言うけど僕はもうガジェットはなぁ…」


 苦笑いを浮かべながらルオンは頬をかく。彼が入院しているのはガジェット部隊にいるころのケガと本人の身体的特性によるものであった。どうも発達の段階で呼吸器官が他の人よりも弱いことが判明したのだが、地球にいたころからの付き合いであるロックやギャリー達と同じ仕事をしたかったため本人の強い希望により共にガジェット部隊で動いていた。その結果ゼオに襲われた際に本人が気絶しかけた上に右脚をかみちぎられるという大ケガをしてやむなく戦線離脱となった。

 今は入院しながらリハビリと呼吸器の回復にいそしむが後者がリハビリにも響いているためなかなか上手くいかないのが現状であった。


「脚だけならまだマーク隊長みたいに何とかなるけど呼吸の方がね。でも俺としては前線とはいかずともバックアップくらいはできるようにしたいんだ。ほらこれを見てくれ」


 ルオンが取り出したのは数冊の参考書であった。ガジェットの整備士や看護師の資格といった文字が見える。


「ガジェットの方はともかく看護師の勉強なんて学校時代にやっていたじゃないか」

「俺もそう思ったんだがどうも忘れていてね。勉強しなおして資格を取ってもいいと思ったんだ。ほらそれこそここで働いてキミらが死ぬ間際に俺が看取ってあげても…」

「本当に縁起悪いな!」


 リュータのツッコミに皆が笑顔を見せる。彼らの中に和やかな雰囲気が流れ、ロックは必然と地球での学校暮らしのことを思い出した。小さな山の中で空には輸送用の貨物機が飛ぶ毎日。イヤイヤ勉強をした面倒さや草原を駆けまわったあの頃の楽しさは今でも覚えている。ただあの頃は他の皆と一緒に寝食を共にしていただけが楽しかったのかもしれない。当時はどうしても気の合わない相手はいたものだが多くの友や知り合いと離れた今だからこその感情だろう。その証拠に互いにイヤな相手と思っていたロックとギャリーはそれなりに上手くいっていた。少なくとも予定さえ合えば一緒にルオンのお見舞いを行くくらいには…。


「すまん、遅くなった」


 扉を勢いよく開けたのはギャリーであった。だいぶ急いでいたようで額にはうっすらと汗がにじんでいる。それでも見舞いの品を忘れなかった辺りは彼らしいといえるだろう。


「ギャリー!キミも来てくれるとは嬉しいよ。ロック達といっしょじゃなかったから来ないのかと思ったんだ」

「誰かそんなこと言ったのか?」

「まさか。ルオンが勝手に思っただけだよ。でもこんなに早く追いつくなら待っていた方が良かったかもね」


 ロックの応対にギャリーは手を振る。


「いや先に行ってくれていいんだ。俺の方は新しい武装の件で整備士から呼び止められたんだが…ちょっと実用的に思えなくてな」

「どういうの?」

「肩につける砲台みたいなやつさ。動かない分にはいいのだろうがそれを探索や遊撃で動く俺に勧められてもな」

「ギャリーは勝手に戦闘好きと思われている節があるからね。しかも噂じゃ拠点防衛用の5型が数機こっちにも流れてくるらしいじゃないの。きっとその前に4型でできることを試したかったのよ」

「あれ未完成品だろ!?そんなのを使わせようとするなんて俺らはモルモットかよ!」

「あながち間違いじゃないでしょう?それに試作機を使わせてもらえるならありがたくやらせてもらおうじゃないの。今じゃ他にも開発中のあるみたいだし」

「ほら見ろ!キミらが集まれば仕事の話だ。だから俺としても早く回復したいんだよ」


 ルオンは手を叩いて注目を戻す。だがそれは不満ではなく未来への希望に満ちた言い方であった。彼としても一刻も早く戻って皆と共に仕事をしたいという気持ちがあるようだ。


「いつでも待っているよ。でもまずは回復だ」





 アーノルドの苛立ちが納まることはなかった。会議は今後のRANDの活用だり国同士の貿易だったりといくらでも話すことはあるはずなのに実際は意味のない問題追及とやじの嵐だ。こんなことのメモまで取らなければいけないのだからやる気も削がれる。そのくせ毎度のことのように記録のまとめ方について文句を言ってくるのだから。しかし今回一番腹がたったことはこんな中身のない会議をするような上司がまったく別の案件を巧妙にアーノルドに責任を押し付けたことであった。そこまで目くじら立てるような内容でもないのだが、おかげで意味のない残業を強いられた。

自室に戻ってもずっと机で指を叩いてばかりだ。本来なら時計の針の音すらしない静かな部屋の中では規則的、しかしどこか苛烈なトントンという音だけが響いていた。


「落ち着け、アーノルド。イライラしても良いことないぞ」


 自分に言い聞かせるように口にする。これだけでもだいぶ落ち着くのだから自分の欠点も見方次第なのかもしれない。

 だがそれでも今の彼には気休め程度にしかならなかった。ここ数週間、彼の気持ちは最悪であった。夜中にいきなり呼び出されたらただ電話番を任されるだけであったり、いきなり日本へ行かされたらよくわからない金持ちの人を紹介されただけですぐにとんぼ返りしたりと振り回されっぱなしであった。

 だがそれも今日で落ち着く。明日から2日は休日、開けてから間もなく待ちに待ったZ58惑星への出張だ。あくまで付き添いだがそれでも久しぶりの宇宙となれば心が躍る。自分のまったく知らない景色や空気を感じられるのは幸せだろう。正直、地球からZ58惑星までは2日はかかるので本当はこの休日中に出発するのが正しい気がするのだが、父や上司は休日明けに出ると話しているし今週の疲労を考えるとありがたかった。

 ただ今回の休日はともかく、この出張の喜びを素直に思うべきかは甚だ疑問的ではあった。それくらいきな臭い星であることは否定できない。最初はただの資源豊富な未知の星程度にしか思えなかったが調べれば調べるほどその情報の少なさに疑問を抱いた。同時になぜか現在の政府の要人たちはここ50年ほど必ず一度はこの星に向かっていることに気づいた。ここまでくれば何かあると思うのは当然だろう。誰も不審に思わないのだろうか。思わなかっただろう。情報が少ない程度でここまで調べる政府の人間なんてよほどの暇人か物好きだろう。アーノルドの場合は後者だが無理にでもこの無駄な忙しいなかで時間を作っているあたりは暇なのかもしれない。

 アーノルドはただの一般人ではない。政府の各方面に知り合いがいるため調べものに関しては警察にも劣らなかった。そんな彼がZ58惑星について調べていく中で特に疑問を感じたのがゼオの存在だ。

 環境省や科学省の知り合い、はたまた別惑星にいる研究者にも連絡を取ってみたがゼオに関する資料が一つもないのだ。正確に言うとゼオの生態に関する資料だ。まさか未知の生物がいても死体の解剖も何もせずにいるなんてことはありえないだろう。にもかかわらず資料らしきものがひとつもない。ゼオについてわかっていることは獰猛生と肉体の強靭さ、これだけなら現場で仕事をしている人間が一目見ればわかることだろう。そんな見ただけでもわかるような情報しかないのは不自然だ。別惑星の研究者ならまだしも世界政府のある地球の環境省や科学省にまでも情報がないのはやはり疑わざるを得ない。

 さらに調べていくうちに気づいたのだがZ58惑星への通信チャンネルは驚くほど少ない。地球やほんの一部の惑星にしか繋がっておらずおかげで彼なりの調査も難航した。またこれらに共通していることのひとつに地球以外でガジェットが運用されている惑星ばかりなのだ。これは偶然かそれとも別に何かあるのか。


「なんかヤバイことを調べている気がするよ」


 こんなことをしている自分はおかしいのだろうか。イカレているのだろうか。最もいまだに地球を最上位と考えている政府の高官と共に仕事をしているのだから彼ら同様にイカレているし高慢なのかもしれない。急に自分が情けなく矮小な存在に思えた彼は先ほどまで苛立ちと思考の中でやっていた指の動きを止めて疲れたように頭を支えた。こんなメンタルで自分は政府の仕事をやっていけるのだろうか、まずは休んでからその考えを進めることにした。

 アーノルド・ルイス、彼のように考えられる男が新たな時代を切り開くことができるのは少なくとも当時はまだ誰も考えられないことであった。


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