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中国古代史あれこれ  作者: kuroyagi
~序 中国古代史へのいざない~
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中国古代史~為政者の仕事~

古代に限らず為政者にとって一番大切な事はなにか?それは人民を飢えさせない事である。史書によれば、斉の名宰相管仲の言葉「衣食足りて礼節を識る」である。

中国大陸では、新しい開拓地を得ることは起伏の少ない土地も多く、比較的容易である。しかし、唯一にして最大の難所が存在する。黄河である。黄河は今とは流路が違っていたが、どちらにしても今のような治水技術がない以上、なかなかこの暴れ河を制御する事は難しい。河が暴れたら、邑の一つや二つ簡単に失くなる事などざらなのだ。黄河の暴れっぷりから龍が創造されたぐらいである。

前話で紹介した堯と舜は、この黄河に真っ向から立ち向かった為政者である。堯は河の工事をする人足と共に、同じ食事をし簣を使って工事をしたという。俊は平民出身で、河の工事を行い、ある程度河の制御に成功した。この二人はこの業績でも、聖人となれたのだ。

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