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中国古代史あれこれ  作者: kuroyagi
~序 中国古代史へのいざない~
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中国の歴史は3000年、4000年?

中国の歴史というとあなたは何を思うだろうか?三國志、隋唐、元史、色々あるが、中国は古代史なしでは語れない。中国の古代史をゆるくライトに紹介したい。

これを読んでおられる方は、よく「中国3000年の歴史」や「4000年の伝統」などと、「○千年の歴史」と謂った文言をみかける事があるだろう。私の世代では、たしかラー○ンマンが3000年だった気がする。この数字は虚構ではない。中国古代史においては、数限りない歴史書が存在するからだ。

とある理由(後程)で歴史書の信憑性はかなり高いのだが、中国の歴史も実証主義である。その点で言えば、2000年前までは遡りやすい。万里の長城があるからだ。始皇帝が作りし万里の長城。これ以上の証拠はないため、近代までは2000年の歴史だったようだ。しかし、20世紀に入り、商(教科書では殷)の都が発掘された。それにより、3000年前までの歴史書の信憑性が証明され、3000年の歴史と謳われるようになったのだ。

その後、発掘技術や歴史検証により、商王朝より古い夏王朝の存在が証明されつつある。しかし、まだ夏王朝の都は発掘されていない。よって3000年と4000年の両方が使われているのが現状だ。

中国の古代史は、某国のように5000年の歴史を証拠もなしに誇ってはいない。そこには、歴史書を紡いだ史官達の、文字通り汗と血の物語があるのである。

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