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木
深い森を抜けた先。
小高い丘の上に一本の大きな木。
どうしてこの木はこんな所にいるんだろう。
すぐそこにたくさんの仲間がいるのに。
そんな事を考えてしまうほどにこの木は孤独だった。
孤独だったが、悲しげではなかった。
そこの森の木々は、それぞれが譲り合って陽を分けあっている。
対して、こいつは枝葉を好き勝手に伸ばして、周りのことなんか考えず存分に陽を浴びていた。
私からははぐれ者の可愛そうなヤツに見えても、こいつはきっと自分の生命を謳歌しているんだ。
深い森を抜けた先。
小高い丘の上に一本の大きな木。
どうしてこの木はこんな所にいるんだろう。
すぐそこにたくさんの仲間がいるのに。
そんな事を考えてしまうほどにこの木は孤独だった。
孤独だったが、悲しげではなかった。
そこの森の木々は、それぞれが譲り合って陽を分けあっている。
対して、こいつは枝葉を好き勝手に伸ばして、周りのことなんか考えず存分に陽を浴びていた。
私からははぐれ者の可愛そうなヤツに見えても、こいつはきっと自分の生命を謳歌しているんだ。