表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/21

4月翌日の就職活動

 4月翌日、4月の何日の翌日かというと僕の入学式の翌日だ。この日は入学したばかりの紅葉学園でオリエンテーションが開かれた。オリエンテーションの前にはクラスで自己紹介の時間となり、当然出席番号1番の最初に自己紹介をした。千佳も大地も無難に自己紹介を終え僕はクラスメイトの名前を20%覚えた。名前と顔の両方を覚えたのは10%である。本当はクラス全員の名前を覚えたいところだが人間は一度ではなかなか覚えられないようにできている。まあ時間をかけて覚えていけばいいだろう。僕の顔と名前を一度で覚えた白沢先輩が羨ましい。

 オリエンテーションで校内を一周してみたところこの紅葉学園は広い敷地内(松野宮市で1番敷地の広い学校である)に2つの校舎がある。北側の校舎は通称教室棟でその名の通り各学年の各クラスの教室が詰まっている。南側の校舎は通称職員棟、職員室や事務所もあるが理科室や音楽室などの特別教室もある。広い校庭は野球グラウンドとサッカーコートにテニスコートが余裕で入る大きさで敷地の北東にはプールとその南に新旧2つの体育館がある。非常に設備の整っている学校だ。

 昼休みをはさんで委員会の役員を決める。僕と千佳は美化委員会、大地は風紀委員会になった。しかし僕の予想ではあまり委員会での活躍は少ないと思う、なぜならば美化委員会の活動といえば年に一度の清掃用具の点検くらいしか活躍がないからである。風紀委員会も年に一度のあいさつ運動くらいしか活動がなく幼馴染3人揃って本当に地味な委員会に所属することになってしまった。


 そんなこんなで紅葉学園の2日目が終わった。

「おわったぁ!進、帰ろ!」

千佳はホームルームが終わると伸びをしていた。全身に血液を循環させたあとは体をねじらせて腰の骨をポキポキ鳴らせている。若い女子生徒がやっていい行動かどうかは僕にはわからない。

「途中で買い物に行きたいのだがいい?」

僕は帰りに履歴書を買おうと思っていたので一応千佳に承諾をとってみた。千佳のことなので付き合ってくれると思う。

「うん、付き合うよ」

やっぱり千佳は付き合ってくれた。分かっていても嬉しいものである。

「すまんが俺は今日サッカー部の見学に行きたいんだ」

1年の入部はまだ先だが大地は見学に行きたいらしい。体験入部というものだろうか?大地はスポーツ推薦なのでサッカー部の入部はほぼ強制である。まあここのサッカー部は割と有名なので大地はむしろ紅葉学園のサッカー部に入れて嬉しいのだろう。

「大丈夫だよ、別にひとりでも大丈夫だし」

「じゃああたしいらない子?」

ちょっと余計なことを言ってしまった。となりで千佳が膨れている。

「あーさみしいなー!さみしくて死んじゃうかもー!」

「よろしい!後でチョコ一つね」

ああ、僕の貴重な10円相当のチョコが・・・


「それで、100均で何を買うの?」

僕と千佳は紅葉学園近くの100円ショップに来ていた。家と反対方向だが安さが売りである。昨日は訪れていないので気づかなかったがここもアルバイト募集をしていた。

「履歴書を買いに来た、多分あるでしょ」

「履歴著?」

「履歴書だ」

履歴著てなんだよ、履歴という人の著書か?どこをどう聞き間違えたら履歴著になるのだろうか。長い付き合いだが千佳の頭の構造が気になる。

「ああ、バイトの履歴書ね」

文房具売り場に履歴書が数点置いてあった。バイト用はなかったが通常のもので問題はないだろう。

「あ、ちょっとお菓子買ってきていい?」

「いいよ、付き合わせているのはこっちだし」

買う内容はなんだか予想できるが・・・千佳は予想通り一口チョコを手にしていた。チョコ好きではあるのだがどうも千佳はその中でも一口チョコがお気に入りのようで改めて安い女だと思った。あ、僕も一口チョコをひと袋買っておこう。千佳の機嫌を維持するためには必要だ。


 そのまま流れで千佳は僕の家におじゃましていた。父さんは仕事に、母さんはパートの時間なので家には誰もいない。いつも通り千佳を自分の部屋に招いて紅茶を出した。ティーバックの安物であったが千佳はありがとうとお礼を言ってくれた。ちなみにお茶菓子は先程買った一口チョコだ。

「困った・・・」

僕は帰ってきて早速履歴書を出すと頭を抱えていた。頭痛の種はもちろん目の前のちゃぶ台に偉そうに鎮座している履歴書1枚である。その横には家臣であるボールペンが控えめにいる。

「履歴書なんて書くなんて初めてだ・・・」

「あたしも書いたことないなぁ」

まあこの年齢では書く機会も少ない、多分大地に聞いても書いたことないと答えるだろう。

「初めはシャーペンで下書きしたら?間違っても安心だよ」

「そうしよう、この履歴書5枚しかないし全部間違ったらまた買いに行かないと・・・」

急ぎたいところはやまやまだが確実に進めよう。多分このままだと5枚では済まない。

「最初は日付か・・・今日の日付でいいのかな?」

「でも持ち込む日かもしれないよ」

「あ、そうか・・・」

まさか日付からつまずくとは思わなかった。先が思いやられる。

「持ち込む日でいいんじゃない?最悪“持ち込む日に書いた”という設定にすればいいし」

「設定って・・・」

千佳の言うとおりに持ち込む日にした方がいいだろう、これから書くであろう内容はこの先当分は変わる予定ない。日付の欄は空欄にしておいた。

「次は名前とふりがな・・・」

ここなら楽勝だ。テストの解答用紙と同じ感覚で書けばいい。

「“ふりがな”だから平仮名だよ」

おっとそこに気を付けないと、危うく片仮名にしてしまうところだった。引っ掛け問題がいちいち多い、もしかすると期末テストより引っ掛けが多いかもしれない。

「性別は男に丸、生年月日・・・」

このあたりは特に考えることもなく丸と数字を書くことができた。

「住所はわかるんだけど住所のふりがなって・・・“一丁目二番地三号”は“いっちょうめにばんちさんごう”と書かないといけないのか」

「逆に見づらいよ・・・それ」

考えてみれば相当カオスな文字の羅列になる。確かどっかの脳トレに“ひらがな計算”とかあったような気がする。脳トレになるな・・・

「ふりがなは松野宮まででいいでしょ」

「そうだな・・・」

番地のふりがなは省略することにした。というか省略しないといろいろ大変だ。見づらいこの上ない。数字くらいはふりがながなくても読めるだろう。

「電話番号は携帯と自宅が別の欄にあるから問題ないな」

ファックスの欄もあったのだが僕の家にファックスはないので空欄にした。

「学歴は・・・ゲッ!」

「どうしたの?」

「どこの学校を卒業したのかは分かるけど、何年に卒業したのかは覚えていない・・・」

「あぁ・・・これは大変だ・・・」

しかし世の中は便利な時代になったものである。携帯のサイトには自分の誕生日を入力すると学歴が出力されるサイトがあった。文明の利器は素晴らしい、使えるものは使おう。

「意外だったが年よりも学校の名前を書くほうが大変だったな・・・」

「省略して書いちゃいけないからね。松野宮私立から書かないと・・・」

「しかも入学と卒業で2つ書かないといけないから・・・大変だった」

既にシャーペンを持つ手が痛くなってきた。ここからさらに本書きでなぞり書きしないといけないと思うと気が滅入る。

「はぁ、次は資格・・・特にないな」

車の免許を取れる年齢でもないし書く事はなかった。先ほどとは違って書く事は“特になし”程度だ。

「通勤時間は・・・徒歩10分くらいかな?」

「そうだね」

「で、配偶者?扶養家族?」

聞いたこともない単語が2つもお出ましした。千佳は携帯を取り出すとそれぞれの単語を調べてくれた。気の利く事をしてくれて嬉しい。

「配偶者は夫か妻、扶養家族は養っている人がいるかどうかみたいだね」

「じゃあ無しだな」

学生身分の僕にとってはだいぶ先の事なので“無”に丸をつけた。

「志望理由・・・」

「え!?事件でもあったの?」

多分千佳が言いたいのは“死亡理由”だろう。ボケなのは千佳のニマニマした顔を見れば明らかなので僕はスルーという選択を選んだ。

「“バイト募集の張り紙を見たので応募しました”でいいや」

「突っ込んでぇ!」

嘆く千佳をこれまたスルーして僕はボールペンを取り出した。欄は埋まったのでこれから本書きである。さっきの下書きよりも丁寧に書いてきちんと乾かしたあと、消しゴムでシャーペンの線を綺麗に消した。千佳は消しゴムをかけるときに紙を破かないか期待していたみたいだが、そうはさせまいとあまり力を込めずに消した。


「じゃあ、電話するぞ・・・」

「うん」

深呼吸を一回して僕はメモしておいた電話番号にかけてみた。2回のコールのあとに男の人の声が聞こえてくる。内容は「お電話ありがとうございます。ミハラ薬品、松野宮店でございます」だった。

『あの、アルバイトの張り紙を見たのですが・・・』

『希望ですか?』

電話に出たのは店長らしく話し相手を変えることなくことが進んだ。3日後の6時に面接を行うということで僕の名前を言って電話は終わった。

「少し緊張した」

「見ればわかる」

顔に出ていたようだった。




 土日をはさんで月曜日、今日から通常授業が始まった。新品の教科書をもらい教科書の裏に名前を書いたら授業のはじまりだ。最初の授業ということもありすべての授業が講師の自己紹介と今後の内容で終わった。そんなこともあり放課後はあっとゆう間に到来し僕はその足でミハラ薬品に面接しに向かおうとした、が。

「ストップ進、どこに行こうと?」

止めたのは千佳だった。やる気満々で面接に行こうというのに水を指すとは・・・

「いや、面接だけど・・・」

「面接は何時だっけ?」

「6時だ」

「早っ!」

隣で僕と千佳のやりとりを見ていた大地が会話に割り込んできた。ちなみに現在時刻は4時前である。

「早い分は問題ないだろう」

「限度があるわ!」

大地に一喝されました。

「早すぎるとお店の人に迷惑だよ。面接するの店長さんだっけ?まだ来ていないかもしれないし」

「しょうがない、30分前にするか・・・」

自分では大いにまけたつもりである。

「進、それでも早いぞ」

「大地、説得は無駄だよ。進はそれが精一杯」

幼馴染2人が何やらブツブツ言っているが僕は気にしない。

「しかしそうなると問題があるな」

「どうした?」

そう、僕はまっすぐ面接に行こうとしたのだが、そうで無くなったとすると問題が出てくる。そう、時間だ。僕は面接までの間の時間を潰さないといけない。

「時間がな・・・」

「一回家に帰ったらどうよ?」

「制服で行こうと思っていたからなぁ、家に帰っちゃうと制服脱ぎたくなるじゃん?」

「わかるような気がするな・・・」

大地がうんうん頷いてくれた。

「でも体操着だとそんなことなくない?」

千佳が思い出したようにポツリとつぶやいた。

「あーまぁこれもわかる気がするな」

これまた大地が頷いた。

「わかるのだけど・・・」

「進、どうしたの?」

千佳が僕の顔を覗き込んできた。千佳の前髪が目にかかったのかすぐに目をそらして前髪を払った。相変わらず長くて邪魔そうな前髪である。

「いや、その・・・何でもない」

「言うことあるなら言ってよ」

「あのぉ、いくら千佳でも家で体操着でダラダラしてるのは女の子性に欠けるなぁと・・・」

「はぁ!」

案の定、千佳の頭から出火した。チョコ何個で済むだろう。

「まあ、わかる気がするな」

大地がうんうん頷く。

「大地!さっきから“わかる気がする”しか言っていない!」

大地にも飛び火した、加害範囲がどんどん広がっていく。ここは早く鎮火しなければとんでもないことになる気がする。消防隊はまだか!?

「ほらまぁ、女子力とか騒がれているじゃん。千佳も女子力を高めてみたらどうだ?」

大地が火消しを始めた。ここは消火栓にホースをつないだ段階だ。

「あたしは女子力が無いとでも?どうせあたしはないですよ!」

消火栓にホースを繋いだだけでは火はまだ消えない。ここからは放水だ。

「いやいやいや、千佳は可愛いと思うぞ。ダイヤの原石みたいだ、磨けば超輝くぞ」

僕はホースを持って火に向かって放水を始めた。どれほどまで効くだろうか。

「ほお・・・」

よし、火は小さくなってきている。もう少しだ。

「それに千佳だって女の子らしいところはあるぞ」

僕はとどめに一口チョコを1つ千佳の前に差し出した。

「チョコ好きなんて女の子らしいじゃないか」

「そうかな?」

千佳の機嫌が落ち着いてきた。あれだけの大火事なのに必要としたチョコは1つだけだった。安いものである。




 そんなことを過ごして時間を潰し、僕は約束の時間30分前にミハラ薬品松野宮店に訪れた。

「あの、すいません。バイトの面接に来たのですが・・・」

僕は店内を探し、品出しをしている店員さんに声をかけてみた。年は30歳半ばといったところだろうか。水色の白衣を着ている男の人だった。ところで水色の白衣は白衣と呼べるのだろうか。

「相井君かい?だいぶ早いね」

電話越しなので多分だが、電話で話した店長だと思う。声が同じに聞こえた。

「まあいいか、少し早いが面接といこう」

店長は品出しを中断して立ち上がった。

「・・・・・」

僕は気がついてしまった、ミハラ薬品松野宮店の店長の正体を。

「どうした相井くん?」

「いや、なんでもないです」

小さかった、店長は小さかった。多分160位しか無いのではないだろうか。成人男性としてはかなり小さい部類だと思う。

「じゃあ、ついてきてくれ」

店長は“関係者入口”の中に招いた。入口自体は見たことがあるが中に入るのは初めてだ。いわゆるバックヤードに通されると中には台車とダンボールがたくさんあった。ここは倉庫だ。その倉庫の端には扉があり中には事務用の長机やロッカー、そしてパソコンなどがあった。散らかっていそうで整理されている書類やホワイトボードなどここは事務所兼休憩室であるようだ。

「どうぞ座って」

店長に促されて僕は長机の永遠の相棒パイプ椅子に腰掛ける。店長は面接用の記入用紙を手に日付などを書いていた。

「自分は星川ね、よろしく」

そう言われて渡された名刺には“星川和人”と書かれていてその下には“ほしかわかずと”とフリガナがふってあった。肩書きは聞いていた通り店長である。

「じゃあ面接を始めるけど履歴書は持ってきたかな?」

「はい、ここに・・・」

僕は履歴書入りの封筒を鞄から取り出すと店長に渡した。店長は困ったように頭を掻くと。息をスーと吸って。

「封筒いらなかったなー」

「あ、邪魔だったですか?」

「普通は入れてくるものなんだけど、すぐに開けちゃうじゃん?」

「あー、なるほど」

「そしてこの封筒の糊はなかなか剥がれてくれない・・・」

店長はポケットからカッターナイフを取り出した。結構大型のカッターでこれはダンボールとかを切るやつに使うやつだ。封筒に使うには大きすぎるような気がするが大は小を兼ねるというし問題は・・・あったようだ、開けるのに苦戦していた。家で使うような小さいカッターナイフなら楽だったのだろうが・・・封筒に入れてこなきゃよかった。

「よかったぁ、中身まで切れるかと心配した・・・」

「はい、すいません」

一応誤っておくことにした。なんだろう、スナックのおまけシールを開けるのに悪戦苦闘するのに似ている気がする。

「えっと年齢は大丈夫っと・・・あっ、近所なんだね」

「はい、10分位ですね」

「実家?」

「実家です」

やっと会話が面接らしくなってきた。僕はさっきの和みムードを捨てて気を引き締めていく。机の下の握りこぶしを握って力を入れておいた。

「なんでバイトを始めようと?」

「えーと、お金を稼ぎたくて・・・」

早く一生分のお金を稼ぐのが目的だがオブラートに包んでいう事にした。嘘入ってない。

「小遣い稼ぎみたいな?」

「ダメですか・・・?」

もしかするとちゃんとした理由がないといけなかったかもしれない。失敗したか・・・

「いや、全然!実家通いのバイトなんてそんなものだし。働いて稼ぐお金だから悪いことに使わなければいいんだよ、バチなんて当たらない。ただこの紙の項目に書かないといけないから聞いただけだよ」

そう言って店長は面接用の紙をひらひらさせる。地雷を踏まなかったので僕は安心して胸を撫で下ろした。

「学校は・・・お、紅葉学園の1年かぁ」

「はい、それが?」

履歴書の学歴の項目を見た店長の反応が少し違っていたので僕は聞き返してみた。

「いや、実は昨日にもバイトの面接に来た人がいてね。その人も紅葉学園の1年だったんだ。知り合い?」

「多分、知らない人だと思います」

世の中には偶然で溢れていた。僕の他にも入学早々にバイトをする人がいるというのは進路指導の先生から聞いていたが同じ店にバイトする人がいたとは、本当に偶然だった。もしかすると既に会った人かもしれない。

 そのあとはバイトをする期間や頻度に関しての質問だった。とりあえず在学中に学業に支障がない程度にバイトするという旨を伝えた。また業務内容に関する確認をすると・・・

「じゃあ、こんなものだね。面接は終わり」

意外と早かった。腕時計を見るとまだ10分位である。こんなものなのだろうか、相場がわからないので長いとも短いとも言えない。

「あれ、もうですか?」

「まだ話したい?それとも質問?」

「いや、以外に短かったので・・・」

「はは、バイトは初めてだろう?そんなものだよ」

店長は笑っていた、満面の笑みで笑っていた。なんだろう、年寄りが若いものを見て笑っている感覚だ。背はちっこいのにそれなりのオーラがある。ともあれ面接が終わった。


後日、店長から採用を決定したとの電話がかかってきた。

僕のバイト生活はこれからスタートだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ