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言霊游戯  作者: 尾岡れき
44/50

こんな言い方でゴメン


真っさらな気持ちを言葉に書けば

こんなに素直なはずなのに

出せない手紙を紙飛行機にするような感覚で

嚥下を繰り返すコトバのガラクタが

君にトドカナイ事を自覚しながら

諦めを正当化するのは

現実の過酷な答えを見たくないから


こんな言い方しかできないのは

君の傍に居続ける事を守りたいから


こんな言い方しかできないのは

君に分かって欲しいから


こんな言い方しかできないのは

こんな僕は相応しくないから


こんな形で素直を裏返すのは

形が決まるのがコワイから


こんな僕を許して欲しいのは

そんな君を愛し続けたいから



真っさらな気持ちが溢れて

さらさらと 砂の城が崩れて

理想を積み重ねて 言い訳ばかり増えている

本当の言葉ばかり 飲み込んでは

まだナニもできていなくて

それでも手を伸ばしたくて 伸ばせなくて

砂に埋めて隠していたのに 見つけてしまった君へ

僕は手紙を書くのです。


こんな言い方しかできないけど

こんな言い方しかできないけど

こんな言葉では表せないけど

こんな言葉では足りないけれど

こんな僕でしか無いけれど


聞いていてくれますか?
























君を心から愛してる。

イエイ☆ 書き下ろし。ストックじゃないよ。ついさっき書いたんだぜベイベー。甘い小説と詩ばかり書いていたらSugar modeになっていたのは内緒さ(笑)


おほん。もし好きな人が居るなら言ってしまいな。俺も言うから。そんな感じです。別に恋じゃなくていいと、例によって思いますが。シンプルな言葉はいつだって世界を動かすって事で。

自分で書いていて、青臭いと思うぜ。でも青くさくていいんだ。君を大好きといえる事こそ重要で。恥ずかしがってたら、世界は回らない。まぁ、そういう事で。どうです、こんなアラサーのおっさん? ウザい?(笑)

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