表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
言霊游戯  作者: 尾岡れき
37/50

信号にのぼったら宇宙が見えるよ?

今回は息子くんのフレーズを抽出したので、ある意味共作です。


君がそう言ったので

僕は可笑しかった


やっと僕の腰くらいまでの

背丈で見える世界で


純粋に時々小悪魔に

笑顔時々駄々っ子で

晴れ時々雨所により曇

それってズルイと呟きながら

ハイタッチして入れたスイッチ


だから今日も頑張れそうで



「信号にのぼったら宇宙が見えるよ?」

(けっこう、そんなモノかもね。この世の中)


「正義のヒーローなるんだよ?」

(勧善懲悪なんかあり得ないこの世の定義をひっくり返す

  君の純粋に苦笑い)


「でも本当はコウモリになりたいんだ」

(君ならきっと、なんだって)


「だけど、やっぱりケーキ屋さんで美味しいって言って欲しい」

(おいしいがうれしいだなんて、知らなかったよ)



信号にのぼったら宇宙が見えるよ?


電気信号が明滅するような世界で

エネルギーに依存しながら 既存の考えを破壊しながら

本当に大切なことを忘れていって


駆け足で相手の顔を見ていない時にこそ

僕は、君の魔法の言葉を思い出したくなって

歌いながら うたた寝で 疑いなら殴り捨てて

お互いに 嘲笑いを捨てて ただ手を伸ばして



信号にのぼったら宇宙が見えるよ?

やぁ、宇宙。君に手を伸ばせる僕ら ココにいるんだぜ?


僕ら スグに手を伸ばせるぜ?


信号にのぼったら宇宙が見えるよ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ