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愛情容量
甘え下手で
うまく言えない
分かって欲しいと
態度が示す
その感情メーターのアップダウンは
その時その日次第の駆け引きのようで
いつだって 誰だって
愛情に満足できなくて
愛情が
愛憎になる
線引は
見えそうで見えなくて
愛情が
無情になる日は
突然ではなくて
愛情の容量も
一定ではないから
難しいし 分からないし
狂おしいから 愛おしい
まるで猫のような君が
実は戻ってきたいのに
戻ってこれなくて
キッカケが切れたままで
我慢比べのようで
でもずっと見ているんだ
君のことを
君だけのことを。
愛情容量
いつだって
僕が満タンにしてあげる
万単位でも億単位でも
光の速さを超えて
ずっと見てるんだ
君のことを
君だけを。
さっき書いたできたてホヤホヤです。ちょっと青臭い感じには理由がある。うん、まだ書けるんだね、こういうの。おじさんでも、と思ったよ(笑)




