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言霊游戯  作者: 尾岡れき
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この星で


さぁ、手をのばして

さぁ、指を広げて

さぁ、背伸びしたら

あの月さえも、届く気がしたんだ。


空から

海から

大地へ

たゆたう、その想い。

夢なら覚めてと

泣いては、笑った

呆れるほどの瞬間を

流れ星を抱きしめるように

自分のモノにできたら、

何かを始めれる気もしたんだ。


ほら、迷い続けた今の今まで。

ほら、諦めていた昨日の僕へ。

ほら、それでも歩く明日の僕へ。

全てをかみしめた。


でも、消えてしまいたいこの場所から。

でも、忘れてしまいたいはじける記憶。

でも、救われないこの感情。

壊したくもなるんだ。


空気が囁く。

風が囁く。

君へ囁く。

ささやかなささやきで。

ささやかな幸福を。

ささやかなささやきで。

ささやかな理想を。

ささやかなささやきで。

ささやかな現実を。


炎から

水から

宇宙が止まらない産声で、

地割れにも良く似た悲痛で、

血のような笑いを振りまいて、

涙は影が流しても、

全てを受け止めれる気もするんだ。


星はまばたき、

星は輝き、

星は消えゆく。


夢を見て、

夢からさめて、

夢を見失う。


泣いていた。

笑っていた。

涙した。

笑い飛ばす。

あやふやな宝玉を握り潰して、

空から

海から

大地へ

還っていけるうたかたの恋のように

いつかは

今でも

明日は

過去でも、

未来さえ、


変えれる気がしたんだ。


 

過去詩ですが、タイトルは変更しました。音楽に影響を受けて書いた詩でした。当時、恋以外の何か、少し壮大なイメージを書いてみたくなったのです。20代のオカザキ君は。今じゃ、絶対書かない言葉チョイスかもしれない。と思うと、綴じ挫折していた自分が懐かしくもありますw

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