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言霊游戯  作者: 尾岡れき
25/50

僕という生き物について


僕という生き物は

浅はかで

欲深く、時に浅慮で

慢心し、無自覚で

図々しくも傲慢で

それでいて散漫で

行動力がなく実行力もないくせに

夜な夜な語る魔法飛行を

君に語り、明日を歩く依り代にしている

そんな僕なんです



僕という生き物は

単細胞で短絡的で感激屋で

単純で


だから君が傍にいてくれる事、それだけが嬉しくて



僕という生き物は

君を傷つける全ての愚かを

呪い殺す


それくらいの覚悟はあるんです、僕という生き物にも




僕という生き物は

君という存在と出会えた

そんな奇跡の軌跡に感謝しながら

僕という生き物は

不器用すぎて言葉に出来ないことが多々あって それを当たり前の事のように呑み込んでは消化して

そうか そして僕という生き物は過ちを繰り返していく




その繰り返しの過程の中で、醜い自分を認めること

見えにくい本当の感情も認めること

理性という理屈を蹴飛ばして

湧き上がる感情を認める事



僕という生き物なら

素直に言える

魔方陣を描いて

印を結ぶから

冗談半分に聞いていて

その間に呪文を世界に垂れ流すから




僕という生き物なら素直に言える




だから君を愛してる



バレンタインらしい? こんな言葉を弄すあたり、オトナってのは面倒だね、とか思いつつ。相方さん、チョコありがとう(笑)

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