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言霊游戯  作者: 尾岡れき
23/50

楽園


神様のきまぐれで出会った僕たちが

ようやく禁断の果実酒を飲み干す

有翼人が羽を銀のナイフで切り落とすように



今でも空は青くて青くて青くて

濁った世界で

風だけが吹いて

星屑の鐘を鳴らした夜の事を思い出す



楽園を探してた

そんなものはなかった

楽園を見つけた

棘の森で

血まみれで 肌を切り裂いても

抱きしめた



神様のきまぐれで出会った僕たちが

戯れで すがりついた

楽園を落とす



今でも空は青くて青くて青くて

透き通るほどに 青すぎるから

その手で

抱きしめた 

一人という単位の楽園を



今でも空は青くて青くて青くて

青すぎた僕たちが

裸足のまま手をつなぎ

砂漠の海を駆け抜ける



貴方という名の楽園を抱きしめて

遙か光の彼方へ

その果ての青を目指して



楽園という価値観はその人のその時によりけり。人間って気ままって事で。でも、そのときの「本当」を信じたらいい。でも、冬の楽園が、おふとんやこたつ、というのは抜けだした方がいいけどね!(そんな後書きはいらない!)

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