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言霊游戯  作者: 尾岡れき
2/50

欠けた月


欠けた月を指でなぞり


立ち止まって 全ての罪が


最果てで 塵となり


還元されて 再生されて


心の何処かに落ちていく


 


 


落ちていく


落ちていく


誰かの顔が


欠けた月


落ちてく


欠けた月


欠けた顔


 


 


誰?


罪?


積み?


 


 


指でなぞった欠けた月


 


 


落ちていく深層のイルミネーション


欠けた顔


 


 


 


 


それは君?





≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫




 


シンプルな言葉を探していたら、この詩を見つけたので。

ラストの≫は、勿論文字数が足りなかったからですよ!

グルグル回るノスタルジー。でも先にいくしかない、と。大人になると怒られながら傷つきながらでも、守るものがあって。

その過程で忘れていったものも確かにあって。それでも。忘れても、って事ですよ。うん。


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