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14現目『うそをつくとろくなことがない』

アンノウンスキルの方で告知したように、俺充を本日より投稿再開します!


俺充及び未来の彼方の急な休止、大変申し訳ございませんでした。


以前は4人でリレーしていた俺充ですが、今は焔伽蒼と堀川猫柳さんの二人しかいません。

相談し合った結果、少しでも読者がいるなら再開しようということになり、本日より再開することになりました。

これからも、ミラカタ・アンノウンスキル共々、よろしくです!

【焔伽構成】



放課後、それは良いイメージと悪いイメージがあると俺は思う。


なぜこんな事で錯誤しているのかと言うと、今の俺の心は学校が終わった喜びと、現在、目の前で起きている修羅場と言う不安で埋め尽くされているからだ。



「さぁ、ケリをつけよう」


「電話と朝の続きだね!」


「零ぉ、この後ゲーセンいかね?」


「……」



ダメだ……この状況は混沌とし過ぎている。


落ち着いて状況整理をしよう。


まず担任の梅原が明日はゲームと言う無茶な予定を組みだし、そんな事出来るわけがないとクラスの真面目組が反対をした所までは覚えている。


その時点でイケメン教師としての株が落ちたらしく、真面目な女子組が反対票を出したんだよな。


まあ他の女子は依然メロメロ状態な訳だったが。


だが、梅原は驚く事に教師権限を使って、ゲーム大会を確定させたのである。


あれには驚いた。よく教員免許を取れたと思う。


そして半ば強引に明日の打ち合わせは終わり、そのまま下校となったわけだ。


うん、ここまでは良い。いや、梅原はダメだけど。


俺は柚菜を誘って帰ろうとしたら、鷲尾が『よぉー!一緒に帰ろーぜー!』と軽いノリでやって来て、柚菜がなぜだか残念そうな顔をしていた。


問題はここからだ。


そこに問題の元凶“翼様”がいらっしゃり、空気は一触即発となって、柚菜と翼は言い合いを始めてしまい、しかも内容が俺柄身で場所が校門の往来ときた。


人目がつくせいで、入学早々に嫌な噂が流れないように止めようと試みるが、止まる気配もなく、鷲尾は空気読めない発言をしてくる始末……!




「零君はどう思う!?私の方が正しいよね!」


「零!正直に言った方がいいぞ!私の方が理屈に叶ってるよな?」


「は!?柚菜ちゃんと翼ちゃんが来ればダブルデートみたいじゃん!」




やべぇ、考えごとしてたら何かふられた!何が正しいのかなんて最早わからんって!


あと、鷲尾帰れ!



「と、とりあえず落ち着こう?な?」


『……』


「落ち着いてダブルデートか?」


「鷲尾、ウザイ」


「ガーン!」



鷲尾を切り捨てて、二人の女子の方に目を向ける。


柚菜はウルウルした瞳で俺を見てくる。その儚く可愛らしい姿は撫でてやりたくなる。


一方、翼は真剣な、それも人を睨み殺すような視線を向けてくる。狂犬かよ!


仔猫と狂犬の闘いに、人間代表として仔猫を庇うべきではなかろうか?



「私の大事なモノを奪ったのはアンタでしょ!責任取って、この女を黙らせて!」


「……大事な、モノ?

ドウイウコトカナ?」



ゾクッと背中の芯が冷たくなった。


ヤバい……マジでヤバい、柚菜のスイッチ入った。


さっきまでの儚い仔猫はどこへ言ってしまったのだ。


虎すらも逃げ出す殺気が辺りを支配する。


仔猫が妖怪『猫叉』へ進化したようだ。




「……フッ」



俺は小さく笑い、直ぐ様校門の外へ向かって走り出した。



『逃げた!?』



戦略的撤退といってくれ!

最後に俺は吠える。



「付き合ってられるか!」



━━━━━━━━━━━━━━━━━━



【堀川猫柳構成】



正直付き合ってるといっても、今の柚菜を説得出来る自信がない。



「零くん、ニガサナイヨ」



説得以前に今の柚菜が怖い!


ホラーゲームに出て来そうな悪霊の少女みたいな低い声で、柚菜が走って追いかけてくる。


迫力のあまり、余計怖くなり、俺の走る勢いが強くなる。


俺は小学生の頃に体を鍛えていた時の力を発揮する。



「全力で逃げ切ってみせる!」


「ナンデニゲルノ? 零くん」



正門が着く頃、逃げきれているか確認する為に後ろを振り向いたが、逃げ切る時より距離が詰められている!


柚菜が俺よりも早いとは想定外だ。



「ツカマエタ」


「……!」



正門を出て右折した10mの所で、柚菜に右手首を掴まれてその場に立ち止まってしまう。


柚菜の怖さあまり、悲鳴もあげられなかった。


本当に怖いと声も上がらないものなんだな。



「零くん、翼さんが言ったこと説明してくれる?」


「……」



どうしよう。


今思えば何で逃げる前に、ありのままの事を説明しなかったのだろう。


そうすれば少しは誤解はとけて、現在よりマシな結果になったはず。


今更遅いかもしれないが、本当の事を言おう。



「俺が翼の自転車無くしてしまったんだ、だから……大事な物だろ?」


「ウソ」


「えっ?」


「とっさに思いついたウソだよね」



マジか……いつもなら信じてくれるのに。今の柚菜は俺が知っている柚菜じゃない!?



「零君の大事な物……隠し持っているDVDみたいな事だよね……」



柚菜は徐々に顔を赤くし、恥ずかしいあまりか俺の顔を見ていない。


とんでもない誤解をしている。信じてない上に誤解までしているとか!



「ち、違う! 嘘はついていない!」


「なら、何ですぐに逃げたの?」


「それは……」




柚菜が怖くて逃げましたと言うべきか?


これは柚菜を傷つける様な発言だし、あまり言いたくない。


この誤解をどう説明するべきか……



『to be continued』

 

どもども、焔伽(ほとぎ) (あおい)です!


約1年ぶりの再会になります。人数的に寂しくなりましたが、頑張っていきますので皆さんもガンバレと応援していただけると幸いです(笑)

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