12現目『春川零の不安な気持ち』
こんばんは皆さん。
今回から期間限定で、作家が一人増えました!自己紹介文をどうぞ!by焔伽
こんばんわ、軽い自己紹介にしますね!
名前を愛夏と言います。同じ作家仲間として皆さんと楽しく創っていければと思います。どうぞ宜しくお願いします(≧~≦)
【愛夏構成】
「なぁ、結局俺達のクラスって何人ぐらい居るんだ?」
俺は昨日入学式に出ていない=クラスの人数や担任の事等が気になっていた。
そんな唐突の問いに柚菜は、唇に人差し指と中指を当てて考え込んだ後、俺の方を向いて教えてくれた。
「人数は28人だったよ。以外と少なかったんだよね」
バックに華々が見えるような笑顔で答えたくれた。
なんか得した気分になれるっつーか、和むよなー。
長年一緒にいた幼なじみなのか、それともこいつの顔が和みやすい表情をしていたのか分からないが……やっぱり見てて飽きないな。
「って28人?ちょっと少なくないか?」
普通のクラスと言えば30~40人だと思うんだけどな。
実際、小学校の頃は平均37人だったし、中学校の頃なんて平均4
2人だったんだぞ。
それが28人って……、やっぱり男子が少ないせいなのかな。
「うん、私も最初はこれだけ?とも思ったんだけどね、先生に聞いたら“いや、昨日の職員会議の時は41人だったんだがな。入学式で理事長の話が終わる頃には入学生の4分の1は居なくなってた。その何人かがこのクラスに入る予定の奴らだったんだよ。全く、せっかくのリア充分岐ルートだったってのに勿体ねぇ奴らだよな?”って言ってたんだけど……リア充分岐ルートって何なんだろうね?」
「……」
あれ、おかしいな。
なんだか教室行くのが怖くなってきたんだけど。
理事長の話し……なんだか想像がつく。
そして消え去った同士達(性別的な意味)……お前ら、何を聞いたんだ?
「やっぱり入学式出てないのは痛いなぁ!」
「ど、どうしたの?いきなり大声出して……」
少し困り気味の柚菜の頭に左手を添えて、さっきの話で浮上した心配ごとの一つを告げてや
る。
「あぁ、後な」
「ん?なぁに」
「担任には近付くな、気を付けろ」
「ふぇぇ?ど、どゆこと?」
「分かったな?」
「う、うん……(零君が本気の時の瞳をしてる……)」
担任の説明や発言から、その性格には一癖があることが分かったからな。
柚菜に悪い虫が憑くのは、幼なじみとして許せないからな。
「着いたよ、入ろ?」
「ああ」
教室の扉の前に立つ俺は様々な不安を募らせながら取手に手をかけた。
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【猫柳構成】
扉を横にスライドをして開け、自分が見た教室の光景は、華やかで、清楚な雰囲気を出している女性が多数いる一方、少ないけれど、強制的にさせようとする去勢手術という非人道的な目に会いながらも、そこに男性がいる事に驚いた。
座席は、ぱっと見30席あり、机の右上には白いテープでクラスメート名前が書いてある。
「俺の席はここか」
見た所、俺の席は真ん中辺りにある。自分の名前が春川である事からこれの並び順は五十音順で座れという意味であろう。
自分の席を見つけた後、ついでに柚菜の席を一緒に探す。
「席、離れちゃったね」
柚菜の席は左から三列目から一番後ろであった。
席が離れているのはちょっと残念だが、それよりも注目するべき所がある。
柚菜の前の席を確認してみると、表記されている名前が鷲尾であったのだ。
鷲尾と柚菜の名字は、同じ“ま”から始まるものであるから、隣どうしでも不思議はないのだけど、気がかりな事がある。
今日まさか、友情を大切にしてそうな悪友的ポジションのスポーツ系男子だと思っていたのに、俺の事を平然と見捨てたやがった。
だかそれよりも、あの鉄の表情をした黒スーツが俺の事を無視して、羞恥心を抱く程に追っかけて行くとは。
それを考えたら、柚菜の事が心配になる。鷲尾という人間性が信頼出来なくなってしまうくらいだ。
「席ぐらい、すぐ変わると思うよ。クラスが一緒何だ。食べる時ぐらい一緒になれるよ」
「うん、そうだね」
そして、学校の本鈴が学校中に鳴り響き、みんな機械のごとく体が反応して自分の席に座った。
そして、教師が入ってくる。
その外見は、爽やかで、フチ無しの眼鏡をかけており、178㎝くらいのスタイルのいい、お嬢様高校にいても誇らしいくらいのイケメンを誇っている男性教師であった。
「始めまして皆さん。これから一年担当教師します、梅原 帝と申します」
声も見た目通りな爽やか系、イケメンボイス。
乙女ゲーという、二次元から来たメインキャラじゃないかってくらいのな。
羨ましいくらいに、クラスメート女子は無意識だか、若干ニッコリにやけている。
だかな、他のクラスメートをあざ向けても俺は騙されないぞ。
「では、早速ですがみなさんの顔を覚えたいので、自己紹介の時間にし
て貰ってもよろしいでしょうか」
はいと、女子はウットリした声で「はい」と答えてやがる。
「出席番号順でお願いします」
ニッコリ笑顔で一言を言う。
出席番号順と言う事は一番最初から俺だな。早速だが、そのばけの皮を俺が剥がしてやる。
「はい。市立○○中学校出身の愛染 零です。好きなアーティストはゆずです。最後に先生、この赤のストライブのネクタイは、“無い”と思いますよ」
そう、あのネクタイは確か、隠れ痛ネクタイの《俺嫁シリーズ》の梓ちゃんネクタイ。そしてネクタイのピンバッジ、最初は校章かと思っていたが全然ちがう。あれ俺嫁シリーズのタイトルロゴマークじゃん。
隠し通せると思うなよ、爽やか系教師。この隠れオタクが!
アニメに関しては竜胆から散々話し聞かされてるんだからな!
『to be continued』
どもども、焔伽 蒼です!
今回は久しぶりの更新と言うことで、二話連続配信SPです!続けてどうぞ。




